楽譜を手にする一人の女性、大小さまざまなリコーダーを吹く四人の男性。1936年、カリフォルニアの地方紙に掲載されたその写真は、当時としては極めて珍しい、その時代の楽器による古楽(17世紀以前の西洋音楽)の合奏風景を収めたものです。その右から二番目、バスリコーダーを構えるルー・ハリソンという名の10代の青年は、後にガムランや雅楽といった世界中の音楽と出会い、アメリカを代表する作曲家として数々の名曲を残しました。その生誕百年を記念する本公演では、彼が若き日に演奏した古楽器の響きにより、グレゴリオ聖歌集《聖セシリアの日のミサ》や中世の舞曲を模した《エスタンピー》など、彼の古楽への憧憬が刻まれた珠玉の作品群をお届けします。
■日時:11月22日(水) 開場19:00/開演19:30
■会場:B棟1階 2コ1多目的スペース
■料金:前売1,000円/当日1,500円
■出演:芸工アヴァンギャルド・コンソート(歌:大原佳子)
■曲目:聖セシリアの日のミサ(1983-86)/三本のリコーダーのためのセレナーデ(1943)/ト短調のエア(1947)/エスタンピー(1979)/ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデの「パレスチナの歌」による変奏曲(1979)/他、国内初演多数
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