「 冷泉荘日記 」一覧

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本年もお世話になりました

2009年は多くの皆様にお世話になりました。 リノベーションミュージアム冷泉荘は、入居メンバーが徐々に加わり、2010年はいよいよフル稼働です。 古いものや雰囲気が好きな方、博多が好きな方が多く集まって参りました。 2010年、冷泉荘は築52年を迎えます。 福岡のレトロビルの活躍を牽引していければと思います。

発見!

発見!

みなさま聖なる夜はいかがでしたか? 次は正月。商店街は慌しくお正月の飾り付けが行われています。 さて、冷泉荘を掃除していて、たまたま神秘的な光景に出会いました。

冷泉荘ライトアップ!

冷泉荘ライトアップ!

冷泉荘は川端商店街の真裏にある大神宮横丁という路地に面しています。 その路地が夜少し暗いという声がありまして、行政にお願いして街灯を増設してもらおうかと考えましたが、あまり行政ばかり頼ってもね・・・ということで、冷泉荘から照らすことにしました。

寒い日は!冷泉荘に集合!!第二弾行ってみよう!!!

寒い日は!冷泉荘に集合!!第二弾行ってみよう!!!

・・・ということで、第二弾はA棟23号室「食道よこちょう」さんです。 初めてここの扉を開けた方は、よこちょうさんのオーラに「しまった!こわそう!」と思う事でしょう。 しかし笑うと、その笑い顔でこちらも笑顔になるような、そんな方です。(よこちょうさん、変な表現になってすみません)

箱崎千年会議

箱崎千年会議

箱崎千年会議の催しに参加してきました。 箱崎はあと10年で九州大学の箱崎キャンパスが移転します。 以前この日記でもお話しましたので、ここでは経緯等詳しくは話しません。

それぞれのクリスマス

それぞれのクリスマス

間もなくクリスマスですね。今日は雪が降りました。この雪の中、冷泉公園では朝8時からお年寄りたちがゲートボールを楽しんでいました。 雪が舞うとクリスマスっぽくなりますね。 今まで特に縁がなかったのですが、まちが電飾で彩られクリスマスソングを聴くと、なんだか楽しい気持ちになります。 さて冷泉荘にも、冷泉荘を管理運営している吉原住宅本社1階にあるエントランスカフェ製の手作りクリスマスハウスが届きました。 エントランスカフェ店長さん、凄いですね。 さて冷泉荘メンバーの各部屋の扉も、クリスマスっぽくなっています。 2階食道よこちょうさん。黙っているとダンディで、笑うとその笑い顔でこちらも楽しくなるよこちょうさんは、星の鎖がハートの形になっています。 3階韓国料理のhanaさん。 最近はテレビにも出演しているhanaさん。さりげないリースが素敵です。 3階日本画家の穂音さん。おそらく鉄製の雪の結晶です。 みなさんそれぞれのセンスでの装飾、楽しいですね。 ちょっと楽しくなってきましたので、今日紹介していないメンバーと室内バージョンもレポートします。 第二弾...

今年最後の博多川掃除

今年最後の博多川掃除

冷泉荘は川端の商店街組合に属していますので、毎月博多川の掃除と昨日レポートしました大神宮祭には参加させていただいています。 12月に入ると様々な行事が今年最後になります。 博多川の掃除も今年最後です。 相変わらずタバコの吸殻が多い。 福岡ってタバコのポイ捨てが多くないですか?がっかりします。 今日は特に多かった。 この博多川は、商店街組合の月に一度の掃除以外にも、様々な団体の方が掃除をしています。 誰も拾う人がいなかったら、どうなることか・・・。 ゴミを入れたくなるゴミ箱や、ゴミを捨てるとポイントがたまる制度など、何か考えないといけないですね。

今年最後の大神宮祭

今年最後の大神宮祭

今日は今年最後の大神宮祭でした。 大神宮は冷泉荘の隣に鎮座していますお社です。天照大神様を祀っています。隣に小さなお社があり、ここは京都の伏見お稲荷様です。 12月も半ばを過ぎ、寒くなりましたね。 鳥居の脇にある木に、綺麗な花が咲いています。 その花びらが蹲の水に浮かび、心が和みます。 冬の神社は空気も締まって身が清まります。 いよいよ冬本番です。

ビルストック研究会忘年会

ビルストック研究会忘年会

今年で設立3周年を迎えましたNPO法人福岡ビルストック研究会の忘年会が、冷泉荘13号室多目的スペースでありました。 水炊き、食べ物お酒持ち寄りのアットホームな会です。 NPO法人福岡ビルストック研究会には、冷泉荘や石井ビル入居者をはじめ解体屋さんや一級建築士、デザイナーやフォトグラファー、行政の方など等、様々な生業の方が研究員となっています。何れもビンテージビルマニア。 ビンテージビルの中でビンテージビルや路地にまつわるお話が尽きません。 お酒の差し入れもたくさんいただき、みなさんのトークにも熱が入ります。 レトロなビルや路地が好き! いままではこのようなオタクいやマニアといわれる人たちだけのものでした。 しかし、このような活動が建物の活性化だけでなく路地やまちにも広がる。 建物がよみがえると通りやまちもよみがえるのです。 この研究会の面白いところは、色々な職業の方々の集まりというところ。 なんとビルを壊す解体屋さんも居ます。 壊すほうは壊すほうで切なく、惜しいという気持ちが人一倍強いみたいです。 興味のある方は、NPO法人福岡ビルス...

横浜からの来荘

横浜からの来荘

今日はわざわざ横浜から見学にいらっしゃいました。 NPO法人でビルストック活動をされている方々です。 横浜といえば、別に福岡に視察に来なくても、横浜の方が進んでいるよね?と思っていましたが・・・ 歴史的建造物、例えば赤レンガやザイム、バンカートなどは行政も入って率先して活用されています。 昨年も私は視察に行きました。 なのになぜわざわざ福岡へ? 横浜は戦争で一度焼け野原になったとのこと。 その後、火災時に火の手を防ぐ為に防火帯の役割として鉄筋コンクリートの建物を建てたのです。 それは赤レンガのような歴史的建造物ではなくて、冷泉荘のようないわゆる庶民的なビンテージビル。未来のビンテージビルです。 これらのビルが活用されていない。 そのような事例は横浜にはあまりなく、この福岡にあるとのことで視察に来たとのこと。 なるほど、そこまで考えませんでした。 いかなるビンテージビルや味のあるビル・歴史のあるビルでも、様々な理由から一概にビルストック活用という決断には至りません。 様々な事柄を検討し、残すか壊すか決められます。 一旦無くなるとおしまいです。 ...

天神・博多・箱崎

天神・博多・箱崎

天神ではパルコが来年春の営業開始にむけて準備をすすめています。 パルコはビンテージビルの大先輩、旧岩田屋本館をリニューアルしてオープンします。 岩田屋旧本館といえば、言わずと知れた天神のデパートで一番古い建物です。 岩田屋旧本館の躯体とは思えない外観になってしまうようで、少し寂しい気がしますが・・・しかし戦争も耐え抜いたビンテージビルの大先輩が息を吹き返すことは頼もしいことですね。 同じように箱崎にある九州大学箱崎キャンパスも全部移転することが決定し、そのビル郡の行く末が取り上げられています。 冷泉公園近くで箱崎にアトリエをかまえる大鶴さんにバッタリ会いました。 17日から箱崎千年会議と題して、箱崎の今後を考える様々な催しがあるとのこと。 パルコ~箱崎の中間にある冷泉荘界隈もまた、築30年~60年のビンテージビルが多々あります。 今後いかにビルストックしていくか。 散り行く葉っぱを見ながら考えるひと時でした。 PS, 天神には年末ジャンボを買い求める行列ができていました。 この光景を見ると、年の瀬だなと感じます。 ち...

続・冷泉荘界隈のこと

続・冷泉荘界隈のこと

冷泉荘界隈には、おもしろスポットがたくさんあることはこの日記でも数々紹介しています。 今回は博多リバレイン。 イニミニマニモ(高級ブランドが揃うショッピングモール)あり、アジア美術館あり、ギャラリーアートリエと芸術文化を楽しみながらお茶や食事ができるカフェアートリエありと、様々な楽しみ方ができます。 意外と知られていない、都会で働く人の心を癒すスポットを紹介します。 川沿いにある、半屋外のエスカレーターを上がると、アトリウムガーデンがあります。 ここにはベンチもあり、冬はぽかぽかです。 さらにカフェもありますので、コーヒーを飲みながら読書を楽しむこともできますよ。 アジア美術館へもすぐアプローチできます。 さらに、キャナルシティへ向かって真っ直ぐに伸びる川端商店街アーケードの屋根を望むこともできます。 築10年バブル末期の建物だけに、空間の使い方がダイナミックです。 賛否両論あるようですが、個人的には好きな空間です。 ここで気分をリフレッシュすると、ホテル側エレベーターから降りるとすぐお社があります。 パンパンと手をたたき、神様にご挨拶。 清い...

冷泉荘界隈のこと

冷泉荘界隈のこと

久々に冷泉荘界隈のことを書きますね。 今日はアートスペーステトラ。 須崎の問屋街界隈にあります。 美術館とは違った、ギャラリーならではの個性的な展示が多く私も好きなギャラリーのひとつです。 今は工藤冬里さんの「鬱陶 −マイナス茶碗 − 」展が開催されていました。 現代社会と向き合い、鋭くもやさしい表現をしている器たちの表情を見ていると、自分も何か生み出したい!と思えてくるものです。 工藤さんは陶芸家であると同時に、音楽家でもあるとのことで、この日は箱崎の喫茶水族館にてライブがあるようでテトラには不在でした。 また、テトラにてライブもあるようです。詳しくはホームページを見て下さい。 テトラがある須崎の問屋街は、言わずと知れた山笠廻り止めのポイントです。 この界隈は博多商人のにおいが色濃くします。 それから冷泉荘からテトラへのアプローチはとても魅力的な通りです。 川端商店街を出て先ずアジア美術館がある博多リバレインを超えて、昭和通りを越えなければなりません。 博多リバレインの博多座側を通れば、この時期はクリスマスのイルミネーションが綺麗です。 川沿いを通る...

色々な空

色々な空

よく都会の空は狭いと言われますが、田舎で生まれ育った私にとってビルにより切り取られた空は、田舎の広大な空に比べて開放感はありません。しかし圧迫されるようなビルの隙間から見える空は、気持ちが救われます。 特に冬の空は、空気が締まっていて綺麗ですね。 しかし天神の空は、ざわざわした音で私個人的には居心地がよいものではありません。 それに比べて冷泉は、目の前の冷泉公園に出ると自然の音と子供たちの声やゲートボールを楽しむお年寄り、福岡空港へ降り立つ飛行機も遠くに望めて、気持ちが良いです。 福岡はとてもコンパクトなまちですので、徒歩で様々な空をみることができます。 天神・博多で働くみなさん、疲れたら色々な空を体験してみてください。 きっと元気をもらえますよ! 最後に私の田舎の空 田川は盆地ですので、既に真冬の寒さです。 愛犬も冬の訪れ、遠くの春を感じています。 こんな空も、当然ながらすべてつながっています。 そう思うと、なんだか嬉しい気持ちになりますね。 仕事に行き詰ったら、冷泉公園で夕焼けを眺めて冷泉荘読書室へ。あったかくしてお待ちしています。 ...

年賀状を考える時期です

年賀状を考える時期です

冷泉荘には日々様々な方々が訪れます。 今日は、なんだか不審な人がいるなと思いきや、大学時代の後輩でした。 彼は大学の卒業研究で点字を使った公共ポスターを制作し、それがとても魅力的なものでしたので、とても記憶に残っています。 卒業後、飯塚の鉄の彫刻をしているところに勤務し、辞めてその後鳶をしていたとのこと。 そして田川市のhacoにてインスタレーションを行うということで、チラシを持ってきました。 相変わらずパンチが効いたことをやってくれるみたいで、とても楽しみです。 hacoとは、戦時中は防空壕や倉庫として使われたトンネル空間です。 わたくし管理人の家から徒歩5分~10分くらい。田川市石炭記念公園裏手にあります。 とても神秘的な空間で、一見の価値はあります。 近くには炭坑節にも唄われる2本煙突や巻揚げ機、石炭歴史博物館もあります。 築80年を超える米倉を利用したアトリエコメグラや、石炭カレーやくじら料理も楽しめるあをぎりといった田川のディープスポットも徒歩圏内です。それから裏の小川でザリガニ釣りが楽しめる、わたくし管理人の自宅も。 1月2日~3日にかけて...