箱崎千年会議

箱崎千年会議の催しに参加してきました。
箱崎はあと10年で九州大学の箱崎キャンパスが移転します。
以前この日記でもお話しましたので、ここでは経緯等詳しくは話しません。

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初めて中の方まで潜入しましたが、鳥肌が立つほどの建築郡です。
時の流れの重み、歴史を感じます。
そんな空間の中、パネルディスカッションは行われました。
第一部ではキューブリック店主・アートユニットQULTE大鶴さんら箱崎で活躍する方々。
第二部はあのサクラダファミリア主任彫刻家の外尾悦郎さんや箱崎宮権宮司、福岡市長や西日本新聞社長、九州大学長や藤枝教授といった方々。
いずれも箱崎は筥崎宮が千年の歴史を持ち、その長い時間の流れを尊重すべきといった議論が飛び交いました。
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はじめにも述べましたが、本当に鳥肌が立つほどの建築群です。
どの校舎も個性的です。
例えるならディズニーランドのような遊園地に来た感覚です。
あれもすごい、これもすごい!フィルムのカメラしか持って行っていなかった私は、あっという間にフィルムを交換しないといけませんでした。
こんなところがあったとは・・・。その感動は完全に目に焼きついています。

建築されてから何十年という時が経過した校舎の中には、再生活用が物理的に不可能な場合もあると思います。
建築は人を守るためのものですから、安全が保てなくなれば仕方ないことです。
解体をせざるを得ないのならば、安全が確保できる最大限の範囲で開放して欲しいものです。

いや~色々と考え深かったです。
今日のところはこれくらいで。

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