冷泉荘、第25回 福岡市都市景観賞 活動部門を受賞!!

市民の景観に対する意識を高め、まちへの愛着を深めてもらうために昭和62年に創設された福岡市都市景観賞。地域の魅力を高めている企画や活動に贈られる「活動部門」において、「リノベーションミュージアム冷泉荘」が見事受賞!!昭和レトロの雰囲気を残したリノベーション(修復)建築として高い評価をいただき、入居者さんやまちの方の情報発信の場、街なかの交流の場として親しまれていると評価いただきました。ありがとうございます!!!

都市景観賞の表彰式は11/20(火)に西鉄ホールにて開催されまして、オーナー・吉原住宅㈲代表 吉原勝己さん、管理・運営のスペースRデザイン代表として冷泉荘管理人・杉山が壇上にて賞状と記念品をお受け取りいたしました。

冷泉荘からは癒しくま・松隈さん、アトリエ穂音・比佐さん、引力の間・bridesmama 宮崎さんに、さらに冷泉荘のロゴを書いていただいております筆師・金太夫さん、前管理人の山本さんにもかけつけていただきまして、祝福の中での授賞式となりました。みなさまからの支え、文化発信あっての受賞です。本当にありがとうございます!

とてもうれしいことに、文化発信の場としてまちからも大きな評価をいただいてきております冷泉荘ですが、今月末に、また大きなイベントが開催されます。
今年は現代音楽において極めて重要な存在であるアメリカの作曲家・ジョン・ケージの生誕100年の年で、ケージをテーマとした筥崎千年現代音楽祭2012「ジョン・ケージの100年」が冷泉荘でも開催されることとなりました。(ケージに関しては、ぼくも大学での研究な中で論じており、この現代音楽祭を熱烈バックアップしております。)11/30(金)[20:00〜]の『ジョン・ケージのサーカス・ライブ』には、ジョン・ケージの「ミュージサーカス」という同時多発的に楽曲演奏が重なる作品で、10名ほどの出演者によって演奏会が開催されます。12/1(土)[18:00〜]の『高橋アキ ピアノリサイタル part-1: ジョン・ケージの「ソナタとインターリュード」』には、ケージのピアノ音楽に欠かせない存在である高橋アキさんをお招きし、グランドピアノの弦にネジなどをはさみ、ピアノを打楽器的な存在に変えてしまう作品が上演されます。

どちらも、冷泉荘のB棟1階にグランドピアノを搬入しての大規模なコンサートとなり、レトロビルとしても少し冒険をする、そんなコンサートとなります。楽器はアコースティックなものばかりですが、普段あまり聴き慣れないような音楽が奏でられることと思います。また少し大変貴重な機会となりますので、ぜひぜひ、冷泉荘にいらしてくださいませ!

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