産炭地へ

本日管理人は故郷田川を案内していました。
石炭博物館・コメグラ・hacoと田川のディープスポットを巡り

築80年を超える米倉を再生した共同アトリエコメグラ

あをぎりで昼ご飯。

写真はあをぎりおせっかい料理。詳しくはこちら。いづれも我が実家徒歩圏内。
その後、祖母宅の近くでずっと気になっていた古河炭坑の病院と映画会館へ。
前はよく通るのですが、中に入るのは初めてです。

この病院は昭和 年に竣工。
我が祖父母もお世話になっていた炭坑。
そう思うと胸が熱くなります。

続いて映画館。


冷泉荘とほぼ同じ築年数です。
映画をはじめとする福利厚生のための会館として建設されるも、エネルギーが石炭から石油へ移り筑豊の炭坑も閉山。
この会館も上映していた時期よりも幕を閉じて現在に至るまでの時間の方が長くなってしまいました。
わずか100年もの間で、急激に発展して急激に衰退していった石炭産業と産炭地。
その常に危険にさらされる炭坑関係者の福利厚生施設は、忘れ去られようとしている日本の大切な歴史を物語っています。

この様子は日本の縮図なのかもしれません。
同じく急激に都市として発展した福岡。
同じようにならぬよう。

冷泉荘をはじめとするレトロビルの活動は、このような問題を抱える地方都市で汎用できます。
実感がわいた一日でした。

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