Me Photo Galleryについて

B棟2階24号室には、九州産業大学写真学科有志が写真ギャラリーを運営しています。
3月一杯までは1週間で展示が変わっています。
本ホームページニュース&トピックスでも紹介しています。
これが毎回面白いのです。

今回のタイトルは「HOME」。

家。
建築界の巨匠ル・コルビュジェは、「労働・余暇・休息ーこれが人間の一日の中の出来事の連続する秩序である」と語っています。
人間は1日の中で、この3つの何れかを行っています。
家はその中でも余暇・休息を過ごす場所。
1日の始りと終わりは家で過ごします。
家族から独立し、やがて愛しい人と暮らし、子どもができ、独立して行き・・・と、人間の営みを行なう場所でもあります。

そのようなことを考え写真を観ている冷泉荘も、昭和32年~平成16年までは家・住居として使われてきました。
冷泉荘で生まれ育った人も居るかもしれませんね。
そうすると、ここがふるさとの原風景なわけですね。

そういえば以前、冷泉荘に住んでいた方が遊びに来ました。
とても喜んでいた記憶があります。
原風景が残っていることが嬉しかったのでしょう。

話を戻しますが・・・
1枚の写真をきっかけに、様々なことを考えることができます。
それはこのギャラリーが単なるホワイトキューブではなくて、築50年を超える昭和の文化アパートの一室にあり、約50年の歴史を感じる空間だからでしょう。
みなさんも是非体感ください。

ちなみに2月10日、B棟1階に冷泉荘ギャラリーがオープンしますのでお楽しみに。

PS,
私の原風景の一つである田川は松原の炭鉱住宅は、今年度中に解体されます。
寂しくなります。

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