除幕式を行いました!

平成21年9月5日土曜 大安です。

リノベーションミュージアム冷泉荘の新しい看板ができましたので、記念して除幕式と櫛田神社による祈願祭を行いました。

皆様の日頃の行いが良いため、晴天に恵まれました。除幕式日和です。

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入居者の皆様をはじめ、姉妹ビルの石井ビルメンバーや近隣の商店の方、NPO法人福岡ビルストック研究会の皆様等、約30名の方々に出席いただきました。

こんなにお集まりいただけるとは・・・感無量です。

看板は、錦山亭金太夫さんによる文字と、吉原住宅デザイナーとのコラボで、設置はスペースRデザイン施工管理担当の発想による新しいものとなりました。

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「いち・に~の・さ~ん!」で、ついに看板がお披露目!

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除幕式なんて、立ち会うことは一生のうち一度あるかないか。ましては主催することなんて、今後の人生では考えられません。

無事幕が降り、とても存在感のある看板がお披露目されました。

続いては、博多総鎮守櫛田神社の神職の方にお越しいただき、祈願祭です。

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建物全体の後は、各入居者のお部屋へ。

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大工の父を持つ私管理人は、幼き頃から建築現場には入り浸っていました。

地鎮祭に始まり棟上、竣工等を数々と見てきましたが、今回のように築51年の建物の再スタートを祝い祈願する神事は、初めての経験です。

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人形のごとう当主である後藤和範様より、ご祝辞を賜りました。古い建物の活用が、まちや人、文化を繋げて継承する。後藤様のお言葉から、改めて感じることができました。

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冷泉荘の新築当時から現在に至るまで、51年間見守ってきた創業者の吉原新会長からの感謝のお言葉は、昭和の時代に福岡の発展を支えた人々が暮らした冷泉荘を、受け継ぐたすきを渡されたようで、冷泉荘関係者一同身が引き締まる思いでした。

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冷泉町の深見様が、昔の冷泉地区が写った写真を持って来ていただきました。
まちが凄まじい勢いで変化していったことがわかります。
しかしまちが変わってもどんたくや山笠は変わらない。博多はまつりで伝統が継承し、現在にも伝統が多々生きていることが垣間見れます。
※9月下旬に、昭和の博多の写真が見れる部屋が冷泉荘にオープンします。
そして最後は博多祝い唄。

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1番を冷泉町深見さま、2番を地下の癒しくま松隈さん、3番をA棟2階の食道よこちょう白川さんが唄い、金太夫様による博多手一本にて締めくくりました。

最後に記念撮影!

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これから何かがはじまる、ワクワクする記念写真になりました。

まつりを始め、多くの文化が継承されている博多という土地、古いものや建物を愛する人々、冷泉荘を51年間見守ってきた吉原会長、そんな冷泉荘に魅力を感じて集まっていただいた方々。

 冷泉荘は歴史的な建造物でも指定文化財でもありません。庶民の建物が古くなっただけ。しかし51年間ここに建っていることは確かです。だからこそできることがあり、集まる人達がいるのだと感じました。

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↑管理人より

お忙しい中お集まりいただいた入居者の皆様、石井ビルメンバーの皆様、人形のごとうさん、近隣の方々、そして素晴らしい文字を書いて頂きました金太夫さん、ありがとうございました!

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