【終了】九州大学芸術工学部公開講座 絆の環境設計『「これまでの絆」から「これからの絆」へ − 環境設計から考える「絆」の編み直しかた』③ 12.6(木)19:30~21:30 緑・社会・絆―エコロジー―

*PDF画像はこちら→ 絆の環境設計

流行語ともなった「絆」。環境設計では、それぞれの分野で、「これまでの絆」を捉え直し、「これからの絆」へと編み直すことが求められています。本公開講座では、九州大学芸術工学部環境設計学科の教員を中心に、哲学、文化人類学、経済学、文化遺産学、ランドスケープ学、建築学など専門分野から、様々な「絆の編み直しかた」を考えます。

12.6(木)19:30~21:30 緑・社会・絆エコロジー


エコロジー。今日の環境設計において、この言葉は、効率的・機械的・一方向的なありかたから、充実的・生命的・循環的なありかたへの転換を象徴しています。東日本大震災からの復興において、地域のランドスケープを考える学生たちの取り組み、祈りの共同体が都市において守り育んだ緑地である社叢、人と物の循環的なサイクルの中で事業化される森林バイオマスの取り組みなどを通して、緑の環境を織りなす絆を考えます。

朝廣和夫(芸術工学研究院 環境・遺産デザイン部門 准教授):東日本大震災、復興支援学生ワークショップ活動を通じて

2011年3月11日の東日本大震災を受けて造園学科会関係者が運営した「復興支援学生ワークショップ」を紹介し、環境の視点から考える復興について議論します。

藤田直子(芸術工学研究院 環境・遺産デザイン部門 准教授):「鎮守の森」から考える

『鎮守の森』を舞台にして,生きもの同士の繋がりや地域と人の繋がりを考えます。地域の絆や生物多様性をどう守り,育て,繋いでいくのか,神社の森から見つめていきます。

近藤加代子(芸術工学研究院 環境・遺産デザイン部門 准教授):絆でつくるバイオマス・タウン

人と人とのつながりや社会参加の在り方が、地域のバイオマス利活用事業の結果をどのように左右していくのか、地域の取り組み例を見ながら考えます。

■日時:2012年12月6日(木) 19:30~21:30

■会場:リノベーションミュージアム冷泉荘 B棟1階 2コ1多目的スペース(福岡市博多区上川端町9-35)

■受講料:1回あたり 1,500円 高大生 1,000円

■対象・定員:各回40名 (定員を超えた場合はお断りする場合がございます。)

■問合せ:九州大学芸術工学部学務課 TEL 092-553-4587 E-mail gkgnyushi@jimu.kyushu-u.ac.jp

【申し込み方法】

E-mail、FAX、ハガキにて受け付けます。下記の情報をご記入のうえ、お申込みください。

①受講講座名「絆の環境設計」及び参加希望日(複数希望可) ②氏名(フリガナ) ③住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥職業等

●E-mailの場合 gkgnyushi@jimu.kyushu-u.ac.jp まで(必ず件名に「公開講座受講希望」とご記入ください。)

●FAXの場合 092-553-4597 まで

●ハガキの場合 〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1 九州大学芸術工学部学務課宛まで

【受講料のお支払いについて】

大学の指定口座へのお振込みとなります。受講料の振込先は、申込時におしらせします。

■コーディネーター:土居義岳

■主催:九州大学芸術工学部環境設計学科

■後援:NPO法人 福岡ビルストック研究会

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