【終了】九州大学芸術工学部公開講座 絆の環境設計『「これまでの絆」から「これからの絆」へ − 環境設計から考える「絆」の編み直しかた』④ 1.10(木)19:30~21:30 歴史・文化・絆―過去との対話―

*PDF画像はこちら→ 絆の環境設計

流行語ともなった「絆」。環境設計では、それぞれの分野で、「これまでの絆」を捉え直し、「これからの絆」へと編み直すことが求められています。本公開講座では、九州大学芸術工学部環境設計学科の教員を中心に、哲学、文化人類学、経済学、文化遺産学、ランドスケープ学、建築学など専門分野から、様々な「絆の編み直しかた」を考えます。

1.10(木)19:30~21:30 歴史・文化・絆過去との対話

既存のものを破棄して新たなものを創造し、それが世界の先端をかたちづくる。そんな進歩を目指すグローバルな近代主義のあり方から、既存のもの・伝承されたものを受け継ぎ、それを「いま」にふさわしく組み替え、あらたな魅力を再生するあり方へ。過去の人々の生き方を思いを致し、現代に生かしていく社会のしくみについて、日本の近世都市、宗教建築(教会)の再生、歴史的な環境や建造物、それぞれを支える人々の絆から考えます。

藤原惠洋(芸術工学研究院 環境・遺産デザイン部門 教授):保護・保存から、保全と活用、そして再生と創造へ

歴史的環境や歴史的建造物が市民社会により愛され受け入れられ、生かされていくにはどのような仕組みや市民相互の絆が必要なのか、実例への介在を通して検討していきます。

岸泰子(芸術工学研究院 環境・遺産デザイン部門 准教授):近世の絆と「住みこなし」のできる空間
都市・建築には歴史があり、そこには多様な関係性が存在する。今回は、日本の近世都市を事例に、都市・建築史の視点から「絆」と都市・建築のありかたを考えていきたい 。

福島綾子(芸術工学研究院 環境・遺産デザイン部門 助教):宗教建築をめぐる人々の絆

宗教建築に関わる人々の絆とは・・・?特にキリスト教会堂が建設され、維持管理される過程からみえるコミュニティの絆とは何かを考えます。

■日時:2013年1月10日(木) 19:30~21:30

■会場:リノベーションミュージアム冷泉荘 B棟1階 2コ1多目的スペース(福岡市博多区上川端町9-35)

■受講料:1回あたり 1,500円 高大生 1,000円

■対象・定員:各回40名 (定員を超えた場合はお断りする場合がございます。)

■問合せ:九州大学芸術工学部学務課 TEL 092-553-4587 E-mail gkgnyushi@jimu.kyushu-u.ac.jp

【申し込み方法】

E-mail、FAX、ハガキにて受け付けます。下記の情報をご記入のうえ、お申込みください。

①受講講座名「絆の環境設計」及び参加希望日(複数希望可) ②氏名(フリガナ) ③住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥職業等

●E-mailの場合 gkgnyushi@jimu.kyushu-u.ac.jp まで(必ず件名に「公開講座受講希望」とご記入ください。)

●FAXの場合 092-553-4597 まで

●ハガキの場合 〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1 九州大学芸術工学部学務課宛まで

【受講料のお支払いについて】

大学の指定口座へのお振込みとなります。受講料の振込先は、申込時におしらせします。

■コーディネーター:土居義岳

■主催:九州大学芸術工学部環境設計学科

■後援:NPO法人 福岡ビルストック研究会

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