冷泉荘の管理人として大きな仕事が、清掃!平日は1〜1.5時間、土日祝は約2時間を清掃の時間にあてて、冷泉荘の階段や冷泉荘前、ついでにお隣の大神宮さんを毎日掃除しています。
ときどき冷泉荘日記でもとりあげておりますが清掃の主力ブキたるホウキにはかなり試行錯誤しておりましたが、ついにちりとりも限界に。。。
ぼくが冷泉荘管理人になる2010年にはすでに使い古されつつあった文化ちりとり。それをぼくがみっちり8年、ざっくり計算するとこれまで合計3000時間くらい掃除しているので、ついに2つあるうち1つのちりとりの底が削れて穴が空き、穴を内側から靴底補修のゴムボンドやパテなどで補修してきましたがそれでも漏れてくるので、新しく購入を検討することに。
毎日使ってはいたものの、主力はホウキで、あくまでちりとりはサポートと思い込んでいて、どんなちりとりでもすぐ慣れるだろうし、いまのよりももっと容量が大きくてほうきにからまったゴミをとってくれるような機能的な文化ちりとりが、、、と欲しい機能重視でアスクルで探して注文。すぐ届いて使ってみると、、、
2cmほど持ち手が短く、開いた状態で置くと持ち手がガッツリ下に。いつもよりも腰を曲げる頻度が増えるからか、けっこう疲れる。本当にちょっとしたことなのだけれど、何気なく使い続けたちりとりが、8年も使っていたものだからいつの間にかこの使い続けたちりとりがぼくの基準になっていて、掃除スタイルの根幹を形作っていたのだなぁと気付かされました。
ドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(名脇役たちがふたたびいっしょに打ち捨てられた空き家に住んで奮闘して、楽しそうなオジサマたちの姿がとても良いドラマ。ジャスミン役の北香那さんの名脇役っぷりがとっても好きで前作から観ております)で、大杉漣役の大杉漣さんが「足るを知る」をかかげておられました。「足るを知る」、、、満足することを知る。そうか、ぼくはちりとりで「足るを知る」を感じたのだなぁとしみじみなりました。新しい機能もよいけれど、現状のどこに満足しているのか、そこもきっちり押さえておかないと。今まで使ってきているちりとりが改めて魅力的なものに感じられています。これ、実によい製品だったんだなぁ。。。メーカーや品名などはわからないけれど。
とはいえ、修理して使い続けるのは支障がではじめたので、もう1つの文化ちりとりが元気なうちに、相棒となる文化ちりとりを探さねば。。。ほうきに続いて、ちりとりも模索の日々がはじまります。
何かおすすめのものがありましたら、ぜひとも冷泉荘事務局 管理人の杉山までおしらせくださいませ〜!