演劇ってどう楽しめばいいのかしら、とよく思います。
映画のように座っているだけではダメみたいな雰囲気だけれど、椅子に座っていなきゃいけない雰囲気。たまに「参加型の〜」とか言っているけれど、日常で言う所の「参加」となんか違うしなあ、なんて思います。そんな微妙な立ち位置におかれて劇を鑑賞していると、周りのお客さんはどうなのかしらとか思い始めて、鑑賞している自分というメタ的な視点をぬぐうことができなくなります。自意識過剰なのかしら。
でも、毎回そういう気持ちになってしまうならば、そういう微妙な立ち位置を楽しんでしまうという鑑賞方法もありなのかな、と考えてみたりもします。
劇の中の世界から、それを鑑賞する視点、さらには演劇をやっている小屋の外に広がる日常空間まで、様々な「視点のレイヤー」を劇中に重ねた作品なら、何かそういう微妙な立ち位置におかれているが故に起こる微妙な気持ちに響くものがあったりして、と思い試みているのが当公演です。
なので、演劇ってどう楽しめばいいのかしら、と思っている方も試しに来てみてください。
色々言っておりますが、何をするかといえばコメディ二本立てです。
ギャラリーで写真家やオーナーや女子高生が鼻をへし折り合ったり罪をなすりつけ合ったりする作品と、お寿司のマグロが何やら奔走する作品です。
インドでは、笑うと健康になるなんて言われていたりするそうですし、箸が転がらなくても笑うぞ!くらいのテンションでやって来て、あー今自分健康になってしまっている〜なんて思いながらいてくれるとうれしいです
◯日時
2018/6/23(土) 14:00/19:00
2018/6/24(日) 14:00/19:00
開場は開演の20分前
◯会場
リノベーションミュージアム冷泉荘
(福岡市博多区上川端町9-35)
地下鉄空港線中洲川端駅5番出口より徒歩5分
西鉄バス川端町博多座前徒歩5分
◯チケット
一般チケット:1000円
早期予約割引チケット: 400円(5月末までの予約に適用)
予約は予約フォーム、メール、またはがらくた宝物殿と陰湿集団のTwitterアカウントより承ります。
予約フォーム:https://goo.gl/forms/r9INJu8cDR47BEGg1
メール: 1973.majortom.mars@gmail.com
twitter: @garakutreHouse (がらくた宝物殿)
@insitusyudan (陰湿集団)