文学、小説はコムズカシイものではなく、本当はおもしろいもの。では何がおもしろいのか? 国語の授業とは一味違うやり方で、それを一緒に解き明かしていきましょう。
第6回は、志賀直哉の小説「范の犯罪」を読みます。
「小説の神様」と言われた志賀の作品世界に触れるとともに、その創作方法に迫ります。
読書は、自分の世界に浸るのもいいけれど、みんなで読むことで豊かさがグンとアップすることも。そんな体験、試してみませんか?
□日 時:2020年 3月13日(金)19時〜21時(18:30〜受付)
□場 所:B棟5階(B54号) 冷泉復元部屋
(福岡県福岡市博多区上川端町9-35)
【アクセス】
福岡市営地下鉄中洲川端駅5番出口より徒歩5分
西鉄バス川端町博多座前徒歩5分
冷泉公園と川端商店街の間の細い路地に入る
※駐車場はありません。
https://www.reizensou.com/access/
□講 師:野田康文(近代文学研究者・文芸評論家)
□参 加 費:1500円、学生1000円(お茶菓子付)
□内 容:小説を読んできてもらい、参加者の皆さんの感想を活かしながら、小説の読みを楽しく深めていきます。できれば、事前に作品を読んできてください。文庫本でも、Kindleでも青空文庫でもなんでも可。
□申込方法:準備の都合上、原則事前申し込み制。(座席の空きがあれば当日も可。お問い合わせください)
お問い合わせ・ご連絡は、Facebookメッセンジャーか以下のメールアドレスまでお願いいたします。
kobunsha.sky@gmail.com
□第7回予告:4/17(金)中島敦(作品は決まり次第お知らせします)
(講師)
野田康文(のだやすふみ) 日本文学研究者・文芸評論家
1970年生まれ。大学で日本近現代文学、西洋文学を講じつつ、『新潮』『群像』『早稲田文学』など、文芸誌に寄稿。2015年、『子午線vol.3』にて小説家・金井美恵子との往復書簡が掲載され、同年、講談社文芸文庫『金井美恵子自選短編集 エオンター自然の子供』の解説を手掛ける。2016年、日刊ゲンダイで連載した『人生ナナメ読み文学講座』では、日本の代表的な近代文学作品を取り上げ、作品のメッセージを読者にわかりやすく解説し、好評を得る。
小説の創作方法を明快に分析することを得意とし、文学講座の講師、講演も行う。
著書『大岡昇平の創作方法』(笠間書院)。現在、福岡大学非常勤講師。
【詳細】https://www.facebook.com/groups/608799739618049/