柳家小春(イソノヨウコ)さん 三味線ライブ&Tシャツ展

10/29〜31の3日間、渡辺玄英さん+芳澤瞳さん主催のイベントとして、”お江戸”よりイラストレーターのイソノヨウコさんをお招きし、Tシャツ展が開催されました。ぼくも大好きなヒカシューのボーカル、巻上公一さんと親しく、ヒカシューのアルバム「転転々」のジャケットデザインも担当されているヨウコさん。大好きなジャケだったので、すごく楽しみにしておりました!チラシを急遽つくることになって、そのイラストをヨウコさんからおくって頂いたのですが、それが実にかわいらしく、おかげさまでチラシも超かわいいものに。自分で言うのもナンですが、大好きなデザインのチラシです。

かわいくって楽しいチラシ。

そしてやってきましたイソノヨウコさん!ちっちゃくって、喋り方も実にかわいらしい!そして、ここから3日間、ヨウコさん、玄英さん、芳澤さんとの濃い3日間が始まります。

午前中から冷泉荘にいらっしゃって、軽く会場を見たあと、an-yoへランチ。冷泉公園の向かい側で、野菜のとってもおいしいところ。ランチ後から、ゆったりと会場にTシャツを飾ります。玄英さん大活躍でつぎつぎとTシャツが飾られます。

2時間ほどで完成!Tシャツのほかにも、絵本やトートバッグまで。トートバッグ、絵本の「ふうせんくん」の柄なのですが、ふうせん側と顔側があって、それをたまたま重ねて置いていましたが。。。

よく見ると、犬!

なんと、トートバッグを2枚買うと、かわいい犬として飾れます!これは新発見。

ちなみに、「ふうせんくん」や「トリさん」、「いねむりさまとおねむりさま」の絵本は事務局にて販売しております。1冊1,000円。在庫は極めて少ないですので、欲しい方はお急ぎください!

展示がスタートすると、たくさんの方が。東京からイソノさんのご友人も駆けつけ、大賑わい。

井尻の基地プロジェクトの貞國さんが、蟻Tを購入!

Tシャツは、ヨウコさん手刷りで受注になります。送料込で5,000円。かなり丁寧につくりこんでいますので、手間も含めるとほとんど利益がないような。。。

Tシャツのデザインは、人体シリーズと自然に溶け込めるシリーズがあります。臓器をデザインにした人体シリーズは、臓器のデザインのオモシロさとアイコンとしての象徴性がもろに出ており、実にステキです。自信のある臓器、自信がなくむしろ鍛えたい臓器、臓器フェチなど、いろいろな形の臓器愛を叶える他にはないシリーズ。ヨウコさんの手によって、臓器が実にかわいらしく身近なものとなっています。普段、臓器を意識することはないけれど、このTシャツを着ている、もしくは着ている人が近くにいたら、ついつい臓器のことを考えてしまいます。臓器に恋をすることもできそうです。

さて、臓器Tシャツは自己に内在したものを具現化するシリーズと言えますが、もうひとつのシリーズも実に面白い。草、蜘蛛、蟻、月、星、ヤモリなど。。。これらは、自然をモチーフとしながらも、着ている人をその風景そのものにしてしまうTシャツです。わかりやすく言うと、なりきりTです。仮面ライダーや戦隊などに子供(と、大きな子供、ぼくもそのひとり)たちが、おもちゃのベルトを買ったり雑誌の付録でベルトや武器を作ってなりきって遊ぶように、蜘蛛がぶらさがってくる土壁だったり、空に浮かぶ月の背景の薄闇だったり、花がそこやあっちに咲いている草むらだったり。そういう風景になりきるTシャツです。自然のいちぶになりきりTです。これって面白いですよね。カメレオンみたいに、溶け込めちゃうんです。そして、その風景はどこにでもすぐありそうで、それでいてなかなかみつからなそうでもある。自分の場所も探してみたくなる、そんなTシャツです。ステキだなぁ。

ヨウコさんはときどきボサノヴァをうたったり、

ぼくたち藤枝研 廃材楽器メンバーと廃材楽器で遊んだり。

廃材楽器も気に入っていただけたようです!

ヨウコさんのボサノヴァはとってもよくって、原曲の途中から日本語の歌詞になったりするんです。ヨウコさんのかわいらしい声で、そのふわふわした世界観がゆったりとした時の流れを演出します。

ヨウコさんのボサノヴァ、ばっちりファンになりました!

30日にはヨウコさんのもうひとつの姿、柳家小春として三味線の弾き唄い。さすがに着物姿になり、三味線も構えると、ぴしっとします。でも、楽曲解説や、おはなしは実にふわふわとしていて、都々逸では話を途中で思い出したりする場面があったり、おちゃめで楽しい。解説は実にしっかりしていて、わかりやすく、ばっちり唄の内容も楽しめ、実にすばらしい演奏会でした!ばっちり撮影をしていただいたようですので、後日YouTubeにアップされる、か も とのことです。そのときはまた、冷泉荘日記にてお知らせしたいと思います。

(演奏に夢中になってしまい、写真を撮り忘れてしまいました。。。)

最終的にはTシャツも15枚売れ、現在追加で5枚売れたようですので20枚ほどです。ぼくもハリキッて2枚頼んじゃいました。届くまでに1ヶ月くらいかかるそうで、ヨウコさんの作品の一部になれる日が楽しみです。

そしてそのあとは、お部屋で軽く打ち上げて、そのあとでこちらも最終日のオクトーバーフェスト(冷泉公園にて10月22日〜31日まで開催のドイツビール祭り。毎日何度もドイツな音楽ライブが開催され、ぼくも歌えそうなレベルです。)にみんなで参加!打ち上げです。

ヨウコさんは代々木のオクトーバーフェストに参加したことがあるとのことで、ものすごく手馴れてらっしゃる。そして、ビールもくいーーっと飲んで、ぼくといっしょに2杯目を。そうこうするうちにライブが始まって、気がついたらヨウコさんは前のほうにかけていっていて、みんなでの電車ごっこに参加、そのあとは最前列でわいわいと盛り上がりました。

気づいたらぼくもみんなで肩くんで足あげて踊ったり、盛り上がってました。

こうして激動な3日間が過ぎていきます。

ヨウコさんには本当に廃材楽器を気に入っていただけたようで、またいつか一緒に遊べたらと思います。

1月には冷泉荘の廃材楽器と阿蘇の廃材楽器を東京ミッドタウンにて藤枝守教授(作曲家)の作品と一緒に展示する予定です。そのときに、ライブか何かで共演できたら、いいな☆

本当にステキな出会いでした。藤枝先生とヒカシューの巻上さんは友人ですし、ぼくたちももっとしっかりした演奏ができるようになって、またイソノヨウコさんとお会いできたらと思います。

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