冷泉荘の屋上ではじまった、ペットボトルで屋上稲作プロジェクト「たのしイネ」!
都会ビルの屋上を舞台に、ペットボトルで
冷泉荘は、断熱材がないため特に5階は屋上からの日光の照りでものすごく暑く、これがなやみどころのひとつでしたので、A棟5階のテトラグラフ写真室さん・信濃設計研究所さんにも協力いただき、イネのある・なしで温度の違いがどれほど出るのか、温度計を設置して実験することに。実験結果が出るのはまだ先ですが、まずは、冷泉荘の屋上でうまく稲作りができるのかどうか?天神パークビルの屋上では、10階建てという建物での暑い環境、スズメの襲来などいろいろと苦労と対策を積み重ねて、およそ失敗なく収穫できるレベルまできているようですが、はたして。。。
たのしイネは、講師として平尾健二さん(ペット稲考案者・福岡教育大学技術教育講
左の写真でイネを持って解説いただいているのが平尾健二さん、右の写真で、たのしイネ特製もちよりカレーを作っていただいているのが森千鶴子さん。
もちよりカレーは、いわゆる闇鍋的な感じで、みんな一品持ち寄ってどんどんいれていくカレー。。。今回も参加者約20名分いろいろ入りましたが、ものすごいおいしいカレーができあがりました!
プリンカップくらいの大きさのカップに土を入れ、あらかじめ芽出しした種を10粒入れて、さらに土をいれて、たっぷり水をかけて完成。品種名と名前をカップに書いて、種植え完了です。今回は、暑さにつよいインディカ米系のIR58、ハッピーヒル、ヒヨクモチ、タンタンコシヒカリ、謎のミツコシヒカリを種植え。
3日めくらいから芽がどんどん大きくなって、1週間もするともさもさしはじめました。
今年は5月に川端地区・冷泉公園周辺にカラスが大集会をひらいていた影響か、カラスが大量に遊びにきており、イネもひっくり返されたりつつかれたりされてしまうため、急ぎネットを作成して育てました。
これが、さらに2週間経つと、、、
もさもさ!
そして7月はじめに、たのしイネのみんなで集まって、田植え。
立派に育ちました!これを3束ずつ、ひとつのペットボトルに植えて、それを水を張ったバットに沈めて田植えの完了です。
これが温度計。田植えをしたバットの直下にあたる5階の天井に温度計を貼付け。比較するために、なにも置いていないところにも温度計を貼り付けております。実験後、きっと天井の暑さが数値としてあがってきます。
このイネが、、、
1ヶ月でここまで!
台風対策は、ペットボトルを倒してイネを寝かせて、風の被害を少なくするように、、、
他にも、相変わらずカラスの水遊び場になってしまうため、防鳥の黒いテグスを。これが効果てきめん。
そこからさらに2週間。。。
ん。。!?
花がさいて、穂が!
コシヒカリが一番乗り。
ということで、今度はスズメ対策で、全体を囲う防鳥ネットを作成しました。
イネについていたイチモンジセセリなども取り除いたりしながら、、、
コシヒカリにつづいて、IR58も穂が出始めました。
このまま無事に、収穫までいけたらいいな!
たのしイネは、月1回くらいのペースで集まっています。開催は冷泉荘のウェブサイトとたのしイネFacebookページにて告知されます。ぜひここからの参加でもかまいませんので、ご興味の方ぜひご気軽にお集まりくださいませ〜!
次回は9月なかばに開花観察にて開催予定です!おたのしみに!
たのしイネ:https://www.facebook.com/tanoshiine/