2016年4月14日より続く、九州で発生した一連の地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 4月24日現在、余震はおさまってきてはいるようですが雨天などでつらい状況が続いておりますが、被災地の皆さまの安全回復と一日も早い復興をお祈りいたします。。。
福岡も何度か大きく揺れましたが、冷泉荘は事務局に飾られたたくさんのフィギュアたちも倒れることなく、現在のところ外壁や共用部などにクラックや剥離など地震被害はみられず問題ありませんでした。
4月15日の冷泉荘。福岡は大きな被害もなく、復旧。「テトラグラフ写真室」さんや、”引力の間” の「森の新聞社」さんは、救援物資を集める中継場所として、「まちづくり屋さん」は情報整理や各種書類申請補助など後方支援の場所として冷泉荘を活用されておりました。
先日完了した裏庭の外壁も、補修していただいた株式会社エムビーエスさんも駆けつけていっしょにチェックしていただき、無事を確認。
今回の熊本地震でもやはり耐震性が不十分な建物で犠牲者が多いようです。
2011年の東日本大震災の際は震災の前日に冷泉荘の耐震改修工事が完了しましたが、今回も外壁改修のすぐあとに大きな地震で、改めて建物の日常的な点検と定期的な大規模改修の必要性を強く感じております。
築100年を目指しておりますが、やはりハード面の強化は常に気をつけていかなければならないなと、これまで以上に管理人としての日常業務の気を引き締めていきたいと思っております。
また、建物の維持にはハード面だけでなく、実際に建物を活用するバラエティ豊かな入居者さんたちも極めて重要です。募集準備をすすめていたお部屋にも新たにメンバーが加わりましたのでご紹介いたします。
・A101号「Studio Vamos」さん (写真編集スタジオ)
2015年よりA41号にて写真編集の事務所をされておりましたStudioVamosさん、室内にスタジオをかまえるためにA棟地下のA101号へと転居されました。室内の一部が黒く塗られ、素敵な写真スタジオへと変わっております。
・A41号「田中勇気博多人形工房」さん (博多人形工房・教室)
若手博多人形師の田中勇気さんの工房です。博多人形の制作や展示、博多人形教室などが行われます。
・A53号「信濃設計研究所 nano Architects」さん (一級建築士事務所)
信濃さんは冷泉荘のプロデュースを行う吉原住宅/スペースRデザインの物件もいろいろとリノベーションしていただいており関わりの深い方。信濃さんがリノベーションし海外の賞も受賞されている山王マンションのお部屋「“the times” transplantation – “時代” 移植」から冷泉荘へと拠点を移動することとなりました。
http://www.nano-architects.com
若手博多人形師・田中勇気さん、信濃設計研究所さんはともにお部屋を改装工事中です。
お二方とも、壁の追加をされておりますが。。。いったいどのような雰囲気へと変わるのでしょうか?
左の写真が信濃設計研究所さんの入り口からみたところ。入ってすぐに斜めの壁が。。。!!
右の写真が田中勇気博多人形工房さん。新しくたてた壁に、漆喰を塗られております。
ちなみに、なんと苗字が「田中」さんは、冷泉荘には現在4名いらっしゃいます。
田中さん率がとても高くなってきております。
田中勇気さん、4月29日(金・祝)〜5月5日(木・祝)には工房のお披露目を兼ねて「田中勇気 博多人形工房 Open 展」(https://www.reizensou.com/event/tanakayuki_hakataningyo_open/)を開催です。修行時代の作品を振り返ると共に、この展示の為に新作も登場とのこと。ぜひご覧にいらしてくださいませ。
また、少し先になりますが6月4日(土)11:00〜17:00に開催の「れいぜん荘ピクニック2016・春&あおぞら市」(https://www.reizensou.com/event/reizenpicnic2016ss/)での、「管理人とまわる冷泉荘ツアー」でも田中勇気さんの博多人形工房や、信濃設計研究所さんのお部屋を見学できるかと思います。おたのしみにーーー