4月18日からはじまっております冷泉荘耐震工事写真展「古さと新しさが導くやさしい組体操」。
雨宮さんのつけたタイトルから想像力が膨らむ、素敵な写真展となっています。
約1ヶ月半にわたる耐震工事の中で、かなりの日数を撮影していただき、撮影枚数も数百枚にのぼっています。
そのなかから選ばれた20点。
冷泉荘耐震工事に関わる”職人さん”たちのそのままの姿、奮闘する姿、そしてふとした瞬間にみせる笑顔。
これらが、工事によってむき出しとなった冷泉荘の建物と重なりあうことで、ただの工事中の写真とは違った印象を与えてくれます。
「やさしい組体操」
まさに、やさしいんです。
そして、まさに組体操な形をしている耐震ブレースの姿もあって、建物・職人・そして冷泉荘に住む雨宮さんの組体操がいろいろな形につぎつぎと変わっていく、そんな感動を覚える写真展です。
今回の耐震工事のプランニング・デザイン・監督をつとめたスペースRデザインの北嵜さんは、今回の写真展に
「この空間、あの瞬間にしか組むことのできない、建物と人との集団美。そこには次の時代へつなぎ残していこうとする共通した思いがあるような気がします。建物は人によって活(生)かされ、人は建物によって生(活)かされているのです。」
とのメッセージを寄せています。
人と建物の組体操の姿。
そこに見える、美しさをぜひ感じに来て下さい。
開催期間は5月30日までとロングラン公開です。5月には写真の追加もされるようです。
耐震補強をした冷泉荘の姿とともに、ぜひともご覧にいらしてください!