冷泉荘に博多事務局をかまえるNPO法人福岡ビルストック研究会が創立3周年を迎え、冷泉荘向かいの旧冷泉小学校図書室にて記念講演が行われました。
寒いですが良い天気です。
枯葉が凄くて朝からNPOメンバーで掃除をしました。
朝からみんなで掃除をすると清々しいですね。
旧冷泉小学校は1998年博多部にあった冷泉小学校・奈良屋小学校・御供所小学校・大浜小学校の4小学校が統合され、旧冷泉小学校を博多小学校として開校しました。その後2001年に旧奈良屋小学校敷地に新校舎が建設され移転してからは、博多小学校・博多中学校のサテライトとして、博多人形の教室や地域のスポーツ教室の場として活用されています。
誰もが小学生時代を思い出せる空間が残っています。
これには当NPO法人理事の信濃建築研究所所長もはまり込んでいました。
入場券の替わりに、おなじみエントランスカフェのクッキーが入場手形となります。この会が終われば食べれるという、エコかつアットホームなものです。
福永設計事務所所長福永先生をお招きしての講演、吉原理事長の講演は、ハードとソフトからみたビルストックと、これからのビルストックを考えさせられるものでした。
思い起こせば、ビルストック研究会が立ち上がった3年前は、福岡ではリノベーションやビルストック、レトロビルという響きをあまり耳にすることはありませんでした。
それが今やひとつの文化となりつつあります。
これだけ多くの方で埋め尽くされた会場を見ると、嬉しくなりますね。
スクラップアンドビルドではなくて、いかに継続活用させるか
車よりも公共の交通機関
自転車ブーム
宅配便も自動車から自転車へ
詰め替えパック等・・・
時代は昔のスタイルに戻りつつある気がします。
消費社会となり現代社会が失ったものが大きかったのですね。
さてその後みなさんは冷泉荘に見学に来ました。
冷泉荘は建築から51回目の冬を迎えています。
寒い中での見学になりましたが、みなさん熱心に見学していました。
ありがとうございました。
さて明日は19時から箱崎でのイベントに行く予定ですので、夕方までしか管理人はいません。
よろしくお願いします。