先月、大好きなヒカシューが17年ぶり?に福岡でライブでしたね!初ヒカシュー!
最高に楽しかったです。特に、最後の曲で、新曲なサン・ラーのことを考えて作ったという曲が素晴らしかったです。新しいアルバム楽しみです。
さて、ヒカシューのライブでももちろん披露されましたが、ヒカシューといえばやっぱりパイク。そして、パイクといえば、キャナルシティ博多なのです。みなさん、知ってますか?フルクサスのメンバーで、ビデオ・アートの開拓者のナム・ジュン・パイクの日本最大の作品がキャナルシティ博多にあることを!
ぼくはこの作品大好きで、よくこのあたりに出没しています。
しかし、、、あまりこのパイクの作品は知らない人が多いような気がします。たしかに、テレビの数も膨大なので、モスキート音じゃあないけれどすごい高周波音が鳴り響いていますので、好きじゃあない人も多いかもしれません。
でも、結構テキトーな扱いをうけていて、作品のキャプションはほとんどわからないところに寂しくかつ残念な感じで置かれています。先日はキャナルのキャンペーンとしてデッカイ垂れ幕がこの作品の近くに下げられていたりしまして、とにかく残念な扱いをうけているように感じます。下から、床などに反射する光の明滅をみても楽しいですし、3階や4階から見てもすごい光景が広がります。もっとみんな、この作品がここにあるということの凄さを感じて、そして楽しんでほしいなぁ。
「せっかく夏だから!夏はカレーがおいしくなるよ!」と宣伝をしているカレー屋さん「コヒヌール」の店長さんも楽しいですし、明太子こんぶを食べ放題的な天ぷら屋さん「たかお」もいいですし、キャナル、大好きです。
まちを好きになる、まちの好きなところを意識する、そんなところからはじめている杉山でした。
p.s.
ちなみに、パイク作品で一番好きなのは「TV仏陀」です。