冷泉荘の地下に眠っていた素材に注意深く耳を傾けることからはじまった楽器制作。こうして生み出された音は、ありふれた日常の光景を、少しだけ不思議な世界に変えてくれます。民族的な合奏での高揚感、未知の音に触れた瞬間の新鮮な感覚、かすかな音がもたらす緊張感。廃材楽器から始まって、神話、妖怪、生物学まで。冷泉荘の廃材から紡がれる、音にまつわる百の物語。
サウンド・リノベーション – みいだされた音、あるいは場の記憶 –
廃材楽器トークセッション「冷泉百物語」
日時:2010年7月30日(金) 19:00〜
場所:リノベーションミュージアム冷泉荘 B棟14号室 冷泉荘ギャラリー
(福岡市博多区上川端9-35, 092-985-4562)
出演:廃材楽器制作者4名(九州大学大学院芸術工学府・感性学府)
杉山紘一郎、渡辺融、岡崎峻(藤枝研究室)、光永誠(河辺研究室)
入場無料(申し込み不要)
後援:NPO法人福岡ビルストック研究会