毎月発行しているフリーの冷泉荘情報紙「月刊冷泉荘」の2021年4月号が完成しました。
配布は3/31(水)ごろからとなりますが、一足お先に公開!
今月の表紙は、A53号「信濃設計研究所 nano Architects」さん。
一級建築士事務所で、新築設計・デザインだけでなく、リノベーションも多く手がけられております。山王マンションでのリノベーション「時代移植」が「The Architizer A+ Awards 2014」で受賞するなど、福岡のリノベーションを語る際には外すことのできないお方です。
信濃さん、現在は九州産業大学でも教鞭をとっておられるのですが、奮闘の日々のようです。
信濃さんからコメントをいただいております。
『社会から宙づりにされた特殊ルールで支配されているキャンパス内の住民たち。多くの若者はアバターと化し、キャンパス内キャラとして振る舞っている。私の役割は、特殊ルールを無効化した空間をゼミ内に作り、キャンパスを支配するアーキテクチャの網から人格を解放しヒトに戻す役割なのだが、強固なアーキテクチャに風穴を開けて救出するのは超難しい。多くの若者たちは特殊ルールのなかで責任を回避し守られながら駄々をこねる反抗期体制維持を欲するからだ。特殊ルールを脱獄してまで責任ある自分を尊厳とともに確立しようとはしない。この奇妙な体制が社会的体幹を狂わせる。』
*下記画像には、約4MBのPDFファイルをリンクしております。
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