【終了】三上敏視のお神楽ジョッキー in 福岡 海を越えて – 朝鮮半島と九州北部の芸能 –

細野晴臣さんとも活動をともにしているミュージシャンで、神楽研究家の三上敏視さんによる、神楽の映像鑑賞イベントを福岡で開催します。

今回、三上さんは韓国の晋州仮面劇フェスティバルから帰ってきた直後の福岡での開催ということもあり、仮面劇をはじめとした朝鮮半島の芸能と、豊前神楽を中心とする九州北部の芸能の映像を紹介します。

近年、福岡と釜山との文化交流はますます活発化していますが、お互いの民俗芸能を通して、改めてそれぞれの国や地方の文化の源流、その差異や共通点に目を向けます。

民俗芸能ファンだけでなく、東アジアの音楽やダンス、文化交流に関心のある方は、ぜひともお越しください。ドリンク、軽食をご用意してお待ちしております。

出演:三上敏視(音楽家、神楽・伝承音楽研究家)

日時:2015年5月25日(月)18:00open / 18:30start (21:30終了予定)

会場:冷泉荘ギャラリー

(福岡市博多区上川端町9-35)

福岡市営地下鉄中洲川端駅5番出口より徒歩5分

*冷泉荘へのアクセスはこちら → https://www.reizensou.com/access/

料金:2,000円(+要ワンオーダー)

※ドリンク・軽食をご用意します。

予約:下記の申し込みフォームよりご予約ください。

http://goo.gl/forms/pLQcXpL8UC

問い合わせ:大澤寅雄 E-mail : torao2003@mac.com

三上敏視(みかみ としみ)

1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。

その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。

現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。
多摩美術大学美術学部非常勤講師、同大芸術人類学研究所(鶴岡真弓所長)特別研究員。

三上敏視:著 発行:アルテスパブリッシング

中沢新一氏(人類学者)推薦!「いまおこなわれている神楽が、そのまま古代の音楽を伝えているとはいえないけれど、その中に聞こえないリズム、見えないベクトルのような形で、はじまりの音楽の痕跡が残されていることは、まちがいない。それを取り出すためには、音楽の深部にまで踏み込んで、その聞こえないリズム、見えないベクトルを取り出すことのできる、特別な抽象の能力が必要だが、幸運なことに、三上さんはその能力が備わっている数少ない人なのだ。三上さんの神楽研究は、日本人の音楽の真実のルーツ、深層の神楽への直感に支えられている」

日本の祭り・芸能は神楽から始まった!毎年全国の神楽を見て歩き、その数70という著者が書き下ろした、初の総合的な神楽案内がついに登場!日本の代表的な神楽25ヵ所をレポートした神楽紀行と、神楽の起源や構造、音楽、舞、アートなどを解説したパートの2本立てにより、神楽の魅力を明らかにしていきます。貴重な写真も満載! 身近な祭り、芸能でありながら案外知らないことの多い神楽を、日本文化のルーツとしてとらえた画期的なガイドブックです。

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