活版

9月11日金曜
早いものであっという間に今週も週末です。
今日は私が6年間過ごした学び舎に、活版を引き取りに行きます。
活版とは、活字を使う印刷の事です。
簡単に説明すると、一文字一文字印鑑を並べて版を作り、インクを載せて印刷をする。
詳しく知りたい方、見たい方はリノベーションミュージアム冷泉荘まで!

大学時代の恩師が一昨年亡くなり、研究室にあった活版が引き取り手が無いことが判明。ならば冷泉荘で引き取り、活用しよう!とお願いし、譲り受けることができました。

kappan1

kappan2
凄いでしょ。今は印刷は簡単にできますが、昔は大変だったのです。
活版で印刷すると、文字がかすれたり一枚一枚表情が違います。

kappan4

これは型枠です。ここに活字を並べていくのです。

冷泉荘に活版が到着し、並べてみました。
おさまりが良くて、驚きました。
冷泉荘にとても良く合います。

学生時代、周りは現代建築家に憧れる中、ひたすら古い木造建築を追っかけていた私に「君らしくていいよ」と言ってもらったことを思い出します。

先人が築き上げた技術の上に、現代の技術があります。
私ももっと勉強しないと・・・。

さて、この活版ですが、しばらくしてワークショップ等に活用していこうと考えています。お楽しみに!

先生、ご家族の皆様、大学の皆さん、ありがとうございました!大切に活用させていただきます!

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