55カフェ ハロウィンバージョン

ちょっと前のことになってしまいますが、10/24(日)に、ドネルモとテトラグラフとの共同企画「駄菓子&麦酒 55カフェ」が開催されました。場所はA棟5階テトラグラフ写真室。時間は14時から、ゆるーーーーりとながーーーーく開催されておりました。とにかくユルい、それがとてもここちよく、好評なイベントで、今回が第2回。時期的にハロウィンちかくということで、スタッフは魔女や天使、店長はアフリカな民族衣装、しかし仮装と言うには似合いすぎて違和感がほとんどない衣装で、とてもいい雰囲気でした。

魔女と天使ちゃん

55カフェのメンバーがセレクトした、ナイスチョイスな駄菓子たち。店主テトラグラフの雨宮ドラちゃんは、駄菓子の自ら「駄」と名乗ってしまう潔さが好きとおっしゃっていました。「駄」の意味を調べると、粗末な・つまらない・でたらめといった意味。ですが、なんだか得も言われぬ楽しさを僕たちに伝えてくれます。もうひとつの意味に、「荷物を運ぶ馬」というものが広辞苑に載っていました。デタラメな可笑しを運んでくるお菓子として、駄洒落的意味合いを込めて駄菓子と呼ばれるようになったのかもしれません。実際、みなさんおなじみの株式会社すぐるの”ビッグカツ”の袋を詳しくみてみると、原材料の魚はエビ・◯◯(忘れました)を捕食している可能性があります。というように、原材料の食べているものの可能性まで示唆しながらアレルギー対策をしています。なんたる配慮!!!こういった行き届きすぎた配慮は滑稽さを帯びて、より強く「駄」を意識させます。実に魅力的。そして、すぐるのビッグカツは、ぼくが小さい頃に食べていた味と変わらず、実にうまい。何がおいしいのかはよくわからないけれど、おいしい。ついつい3枚も食べちゃいました。

賑わっています。みんな、魔女の魔法でメロメロです。

黒服に囲まれ、魔法をかけられるお客さんたち。

19時前には、九大藤枝研の廃材楽器チームの恒例(襲撃)演奏会が開催され、ぼくも混ざって炭鉱節を踊ってきました。

今回のドレスコードは「仮装」ということで、廃材でアイマスクを作りました。ドアノブです。スチームパンクな香りがたまりません。

衣装はドアノブ・アイマスクにスーツ。下には田川市の炭坑節Tシャツを着て、演奏途中でスーツを脱ぎだして炭坑節野郎に変貌するという展開です。結果としては、前があんまりみえなかったこともあり、ぐだぐだな演奏&踊りでしたが、喜んでいただけたようです。

演奏が終わり、着物に着替えてくつろぐ廃材楽器演奏隊”サウンド☆リノベーション・バンド”のメンバー

次回はバレンタイン?との噂がありますが、実にゆるーーーいイベント55カフェ。最近では出張も受け付けているようです。(廃材楽器の演奏もついてくるかもしれません 笑)遊びにきてみると実感する心地良いゆるさ。外から聴こえてくるオクトーバーフェストのドイツ人の楽しそうな演奏が、ゆるさをより際立たせます。

まだ遊びにきていない!廃材楽器の演奏をきいたことがない!そんなあなたは、ぜひ次回の55カフェを楽しみにお待ちください。開催日が決まり次第、冷泉荘ホームページのイベント情報にてお知らせいたします。

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