冷泉荘は現在、A棟階段の上部屋上に高架水槽があり、高架水槽方式での給水となっています。
高架水槽の劣化もあり、ブースターポンプによる増圧直結給水方式へ変更することとなり、現在工事を実施中、4月末に完成予定です。
(完成後はすぐに博多松囃子やどんたく、ゴールデンウィークになりますのでバタバタしてしまいそうなので、途中ですがひとまずの報告です)
文化財でもありますので見た目の影響も考慮し、現在の給水管と同じルートでの工事です。
現在はA棟階段あたりの地中からきた給水がダストシュートの横の配管を通って屋上まで揚水され、屋上の高架水槽に送られています。
このルートをそのまま、地中の配管をA11号上部に設置したポンプに送り、そこから同じルートでダストシュート横まで戻り、屋上まで揚水してそこから現在と同じルートで給水を行います。
おおよその配管は上記写真のようです。(ポンプはまだこれから)
配管に保温のための材料を巻き、シルバーのカバーがつきました。
電気の引き込み工事もすすみましたのであとはポンプを設置して切り替えの作業が待っています。
水が直接届くようになるので、特に夏場は以前よりフレッシュな水が届きそうで楽しみです!