おもちと月

昨夜は、中秋の名月。

冷泉荘の管理会社である吉原住宅やスペースRデザインのあるビルでは、1階のエントランス・カフェの企画でお月見イベントが開催されまして、ぼくも最後のほうにちらりと顔を出しにいきました。

あいにくの雨月で、なんとなく薄明るい雨を楽しみ、想像上の月を見上げる「エアお月見」(まるでオノ・ヨーコの作品を垣間見るようですね)の会となっておりましたが、ぼくが到着したころには雨もじわりとあがり、雲間からお月様が顔をだしました。キモノ作家のちどり子さんを中心に、着物ガールズが一斉にビル屋上にあがり、月を楽しんでいる頃、ぼくたちはおもちをついていました。

吉原住宅&スペースRデザインはイベント大好きな会社。なんと、餅つきセットがあるのです。

おいさッ

おいさッ

掛け声は自然と山笠!ぼくが立ち会った2回目の餅つきでは、もち米の蒸し方にちょっと失敗をしてしまったようで、芯がのこってしまい、なかなかおもちのようになりません。それを熟練のテクニックでカバーするスタッフ。

おいさースパーン!おいさースパーン!石と木の杵、おもちがあたる音がとても心地良い。遊びにこられた方も、みなさんけっこうなお年のはずなのにものすごく元気にもちをついていきます。阿蘇で楽器作りをしているときにも思いましたが、九州の人は、年をとるほど元気!!血が、そうさせているのではないかと思います。食べ物のおいしい福岡、良い血や肉が日々形成されてそれは衰えることをしらないのではないか、そう強く思う瞬間でありました。

さて、みんなの力が結集し、最終的にはコリっとした食感が新しい、おはぎのような超おいしいきなこもちができあがりました。きなこもちが大好きです。昔、父につれられてデパートへ行ったとき、父とふたりで物産コーナーの試食のきなこもちをつぎつぎと平らげていった、それくらいきなこもちが昔っから好きなんだと小さい頃から言われています。現在はおはぎも大好きなのできなこもちばかりではないけれど、きなこもちを食べるたびに父を思い出します。

冷泉荘でも餅つきやりたいですねー!

おっと、月の話を忘れてしまいました。日本では、縄文時代から月を愛でることをしていたという話をきいたことがあります。毎日、大きさや形、色を少しずつ変える月。タロットでは月は「不安定」「幻惑」(正位置)を表すと言われます。惑わし、心をとらえるのは万国共通なようですが、その惑わしをむしろ好んで楽しんでしまう日本人の明るいノリが僕は大好きです。

月が、今日のすずしさを連れてきていますが、同時に明るい太陽も連れてきたようです。午前中は雨〜曇りでしたが、12時ごろから明るく、太陽らしさがどんどん出てきています。空や空気、気温のダイナミックな変化が、そのうつろう様がとても楽しいですね!このダイナミックさこそが、芸術の秋、と言われるようにぼくたちのインスピレーションをおおきくかきたてる原動力となっているような気がします。

(管理人2号 杉山)

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