デジタルカメラ全盛の現代、一部の写真家はなぜフィルムを使い続けるのか。その答えには、制作のプロセスや環境、制作していく上での心情など、作者自身にしか分からない繊細な理由があるように思います。
今回の出展者は、九州産業大学 芸術学部 写真映像学科を卒業したばかりの4名と、現在在学中の1名です。彼らは、それぞれの意志でフィルム写真を専攻しつつも、デジタル技術の著しい進化を肌で感じながら共に成長してきた若手写真作家たちです。
なぜ、彼らは “いま、フィルムをつかう” のか。
本展では、彼らの作品を展示すると共に、その疑問にせまります。
それぞれにテーマは違うものの、どの作品も作者の愛にあふれた作品ばかりです。きっとあなたも共感する作品と出会えることでしょう。
■出展者
川波智香子|幸田奈々世|財津侑里|寺田拓馬|濱田大史
■開催期間
2011年6月23日(木) – 7月10日(日) 11:00〜19:00
#火曜定休、最終日は14:00までとなります。
■場所
冷泉荘ギャラリー|福岡県福岡市博多区上川端9-35 冷泉荘B棟1階
■お問い合わせ
A12号 冷泉荘事務局 TEL&FAX 092-985-4562
■協力:吉原住宅㈲|株式会社スペースRデザイン
■後援:NPO法人 福岡ビルストック研究会