手塚夏子ともうします。コンテンポラリーダンスのフィールドで活動しています。とはいえ、そのイメージからはだいぶかけ離れているかもしれません。私のダンスがこんなキテレツなものになってしまったのにはそれなりの理由というか、キッカケとそこからの試行錯誤の歴史があります。どうしてこんな風になってしまったのか?ありのままの私の道程をご紹介し、名刺代わりとさせていただくというのが今回の公演のテーマとなります。
2000年頃に私的解剖実験の構想が生まれてから今年で15年目となります。15年の試行錯誤を短い時間でご紹介するということにはいささか無理があるようにも思いますが、膨大なエッセンスをコンソメのようにギューっと濃縮させて、旨味のある時間となるよう煮込んでいきますので、どうぞご賞味くださいませ。
作・出演:手塚夏子
日時:2015年 5月 22日(金)19:30〜
23日(土) 14:30〜/ 18:30〜
会場:冷泉荘ギャラリー
福岡市博多区上川端町9-35 冷泉荘 B棟1階
https://www.reizensou.com
【アクセス】
福岡市営地下鉄中洲川端駅5番出口より徒歩5分
西鉄バス川端町博多座前徒歩5分
冷泉公園と川端商店街の間の細い路地に入る
※駐車場はありません。
料金:前売り 2,500円/当日 3,000円 各回40人限定
【チケット予約・お問い合わせ】
http://natsukote-info.blogspot.jp
手塚夏子
ダンサー/振付家
神奈川県横浜市に生まれる。現在、福岡県糸島市在住。96年より、マイムからダンスへと移行しつつ、既成のテクニックではないスタイルの試行錯誤をテーマに活動を続ける。01年より自身の体を観察する『私的解剖実験シリーズ』始動。02年、私的な実験の小さな成果が「私的解剖実験 -2」に結晶。同作品はトヨタコレオグラフィーアワードファイナリストとして同年7月に上演。その後、ニューヨーク、ロサンゼルス、シドニー、ベルリン、ポーランド、ジャカルタ、リオデジャネイロなど各地での交流や上演を行う。11年に民俗芸能調査クラブを立ち上げ、横浜の小劇場STスポットと共に継続して取り組んでいる。13年、関東から福岡県へ活動拠点を移行させる。