今日は、Social Theaterです。
Social Theaterとは何かと言いますと社会的な劇団でありコミュニティーです。
劇場というのは観劇をするだけでなく、年齢も世代も価値観も異なる人々の集いの場です。
私達は公共の場所を利用して社会的なテーマを皆さんと一緒に考える場、価値観や世代を超えて交流する場、を提供していきたいと思っています。
今回、柿落とし企画として選んだテーマはズバリ!資本主義です。
資本主義というと皆さん難しいと感じてる方もいらっしゃると思いますが資本主義社会の中で生活してるわけですから誰もが知ってる事であり、日々いろんなことを感じていると思います。
私たちは経済の専門家ではありませんが、(中には専門の方もいらっしゃるかもしれませんが)専門家でない視点でこの問題を考えることはとっても重要な事だと思ってます。
なぜなら日々の生活に直結してることですし、自分ごとの問題でもあるからです。
また私達が生み出す経済活動が様々な不都合な事を生み出し、それが取り返しの聞かないところまで来ているのではないか、と言われているのも事実だからです。 コロナの問題、環境問題、格差社会、 などなど
そう思ってた所良い本がありました。
カールマルクスを再考してこれからの資本主義を考え、解決策の具体案まで述べた人新世の「資本論」(斎藤幸平氏)です。鋭い発言で切り込んで読む人の心を揺さぶる面白い本でした。
また宇沢弘文氏(資本主義と戦った男とも言われてますが)のような資本主義を乗り越えて真に豊かな社会とは何か、を研究者の立場から説いてきてたような方が脚光を浴びているのも時代の表れだと思っています。
こういう問題を扱うのも私たちの役割であると考え、真に豊かな社会は何か、と言う事を考える為にこの企画を立ち上げました。
硬いテーマだけに当日はざっくばらんに世間話しながら楽しい会になればと思ってます。
■当日スケジュール
1 企画説明
2 軽く自己紹介
3 身近な資本主義について考えてみる。
職場:例)ブラックな企業で働いている。ホワイトな企業で働いている。などなど
家族:例)おこつかい、家計簿、身近な格差問題。などなど
友人:例)友達にお金を貸す。借りる。などなど
4 社会の資本主義、世界の資本主義について考えてみる。
グローバル企業、環境問題、富める国と貧しい国、などなど
5 これからの理想的な社会について考えてみる。
■会場
冷泉荘 B54号「冷泉復元部屋」
(福岡県福岡市博多区上川端町9-35 冷泉荘B棟5階)
【アクセス】
福岡市営地下鉄中洲川端駅5番出口より徒歩5分
西鉄バス川端町博多座前徒歩5分
冷泉公園と川端商店街の間の細い路地に入る
※駐車場はありません。
https://www.reizensou.com/access/
■開催日
2021年4月10日(土曜日)
■当日スケジュール
1回目(10:30-12:00)、2回目(13:30-15:00)、3回目(16:30-18:00)各回同じ内容です。
「会場スペースの為毎回参加人数上限有り」
■ジェンダー、性別、年齢フリー
■参加費
1,000円 (現金orPayPay)
■お問合せ、御予約
(御連絡先、参加人数、お名前などを御記入下さい)
https://socialtheater.site/contact
■ファシリテーター(Teruki Kitazawa)
略歴
子役(劇団若草)としてスタート、芸能界のシステムから自分のポジショニングを考え、自らの活動を独自にマネージメントしていく道を歩む。
様々な演技方法を学びながら、古典から現代の脚本に取組み実験的な演劇公演にも参加する。
東京を中心に劇団やユニット企画に参加していたが、その後活動を広げ日本各地の巡回公演、韓国の劇団との合同公演、ドイツやスコットランド・エジンバラのフェスティバル、パレスチナ巡回公演、カイロ実験演劇祭などでの公演に役者として参加。
金沢21世紀美術館、高知県立美術館などで行った日本、イギリス、韓国合同でのサイトスペシフィックな公演などにも参加する。
また映画学校で映画創作を学び、演劇や映画の価値を社会に広める活動にも力を入れている。