【終了】第5回冷泉荘ドキュメンタリー映画上映会「林竹二 記録・授業」

冷泉荘ドキュメンタリー映画上映会第5回目は、「教育」をテーマに考えたいと思います。

作品は、「林竹二 記録・授業」(第1部アマラとカマラ、第2部「ビーバー」)です。

どうぞお誘い合わせの上、ご参加ください。

■日時:2015年11月11日(水)19:00~上映(18:30開場)

■場所:冷泉荘B棟1階 2コ1多目的スペース

(福岡市博多区上川端9-35、tel 092-985-4562)

【アクセス】

福岡市営地下鉄中洲川端駅5番出口より徒歩5分

西鉄バス川端町博多座前徒歩5分

冷泉公園と川端商店街の間の細い路地に入る

※駐車場はありません。

https://www.reizensou.com/access/

■会費:1000円

*席に限りがありますので、事前にご予約頂ければ幸いです。

■主催:グループ現代

川井田博幸 携帯電話 090-5495-2580

e-mail:hiroyukik@g-gendai.co.jp

作品名「林竹二 記録・授業」(1977年第1部 50分、第2部41分、演出:四宮鉄男)

元宮城教育大学学長・林竹二氏の、那覇市立久茂地小学校での授業の記録。

第1部は、狼に育てられた人間の子アマラとカマラを題材に、「人間を人間たらしめるものは何か」を追求する。

第2部は、ビーバーの題材を通して、人間の“知”の本質を探る。

林 竹二(はやし たけじ、1906年12月21日 – 1985年4月1日)

日本の教育哲学者。栃木県矢板市の生まれ。東北学院に学び、のち1934年旧制の東北帝国大学法文学部哲学科を卒業。専攻はギリシア哲学。プラトンについての論文がある。東北学院では山川丙三郎に師事した。東北帝国大学では阿部次郎に親炙し全集の編集に携わった。またA.E.テイラーの『ソクラテス』の注釈つき翻訳を出版したために、バーネット・テイラー説の信奉者として知られた。 第二次世界大戦の敗戦後、東北大学教育学部で教育史を担当。森有礼について研究した。またソクラテスの問答法を下敷きにした人間形成論を構想した。東北大学から、教育学部と教職課程を分離し、宮城教育大学として独立させる計画が浮上したとき、林は最後までこれに反対した。反対派が押し切られて同教育大学が設立されたのちの1969年、林は同大学の第二代学長に就任した。終始学生の側に立つ姿勢を貫き、同大学が大学紛争の渦中に陥り、学生たちが大学構内を封鎖したときには、構内に入り込んで学生と対話の労を惜しまなかった。林は学長室自体を封鎖されたバリケード内に移したいとさえ主張した(実際には主張どおりに行かなかったが)。その他、多くの逸話が残る。

晩年は、足尾鉱山事件の田中正造に関心を寄せ、評伝を書いた。また、斎藤喜博の影響を受け、全国各地の小学校を回って、自ら対話的な授業実践を試みるなど、教育の現実にかかわる姿勢が関係者の共感を呼んだ。「授業・人間について」は、本として刊行された他、グループ現代により映像化もされ、また写真集も出ている。小学生を対象に行った授業で野生児アマラとカマラの絵を教材として提示し、人間とは何かという問いを児童に投げかけている。国文学者の林瑞栄は妻。考古学者の林謙作(北海道大学教授)は長男。             Wikipediaより

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