【終了】「聖セシリアの日のミサ」─ 歌と古楽器によるルー・ハリソン ─

楽譜を手にする一人の女性、大小さまざまなリコーダーを吹く四人の男性。1936年、カリフォルニアの地方紙に掲載されたその写真は、当時としては極めて珍しい、その時代の楽器による古楽(17世紀以前の西洋音楽)の合奏風景を収めたものです。その右から二番目、バスリコーダーを構えるルー・ハリソンという名の10代の青年は、後にガムランや雅楽といった世界中の音楽と出会い、アメリカを代表する作曲家として数々の名曲を残しました。その生誕百年を記念する本公演では、彼が若き日に演奏した古楽器の響きにより、グレゴリオ聖歌集《聖セシリアの日のミサ》や中世の舞曲を模した《エスタンピー》など、彼の古楽への憧憬が刻まれた珠玉の作品群をお届けします。

聖セシリアの日のミサ ─歌と古楽器によるルー・ハリソン─

■日時:2017年11月22日(水) <St.Cecilia’s Day>

開場 19:00 開演 19:30

■前売 1,000円 当日 1,500円

■会場:リノベーションミュージアム冷泉荘

■出演:芸工アヴァンギャルド・コンソート(歌:大原佳子

【曲目】

聖セシリアの日のミサ(1983-86)

三本のリコーダーのためのセレナーデ(1943)

ト短調のエア(1947)

エスタンピー(1979)

ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデの「パレスチナの歌」による変奏曲(1979)/他、国内初演多

【出演】

芸工アヴァンギャルド・コンソート

https://www.facebook.com/geiko.avantgarde.consort/

九州大学大橋キャンパスの一室で数十年のあいだ眠っていた古楽器を演奏によって蘇らせるグループとして2014年結成。以来、大学内外の多様な人々を巻き込みながら緩やかに活動を続ける。リコーダー、クルムホルン等ルネサンス時代の楽器を中心に、当時の合奏曲から現代作品まで幅広く演奏。創作楽器も自由に取り入れており、本公演では、中世の資料を元にメンバーが製作した、特殊なメカニズムの鍵盤を持つオルガンが登場する。

【会場】

リノベーションミュージアム冷泉荘2コ1多目的スペース

福岡市博多区上川端町9-35

https://www.reizensou.com/access/

【ご予約・お問い合わせ】

NPO法人 筥崎千年音楽舎

MAIL:mflab9@gmail.com

TEL:070-1946-8585

※下記のFBイベントページへの参加ボタンでもご予約可能です

https://www.facebook.com/events/1489493451131447/


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関連公演のご案内!!

ルー・ハリソン生誕100周年記念コンサート「超民族的な音楽へ」

@アクロス福岡円形ホール

コンサートⅠ「ガムランを超えて〜混在化するアジアへ」

2017.11.29 (Wed) 18:30 open 19:00 start

https://www.facebook.com/events/312687802528214

コンサートⅡ「ピアノを超えて〜多元化する音律へ」

2017.11.30 (Thu) 18:30 open 19:00 start

https://www.facebook.com/events/669886329880267/

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