文学、小説はコムズカシイものではなく、本当はおもしろいもの。では何がおもしろいのか?
国語の授業とは一味違うやり方で、それを一緒に解き明かしていきましょう。
読書は、自分の世界に浸るのもいいけれど、みんなで同じ作品を読み、自由に語り合うことで豊かさがグンとアップします。
そんな体験してみませんか?
「もっと!読み方がわかる文学教室」(もっ読)は、8月で3周年を迎えます。
冷泉荘でスタートして、様々な人にご参加いただきながら、一緒に読書をしてきました。
一人で読んでいた時には気づくことのなかった読み方や解釈に、参加者のコメントや講師の解説を通してたどり着いた時の清々しさが、次の読書への原動力になってきました。
これからも、みなさんと楽しく本を読むの機会を共有できれば幸いです。
第24回は、メリメ「カルメン」を読みます。
オペラや映画と、世界中で愛されてきた名作ですが、意外と本を読んだことはないという人も少なくありません。
暑い夏に、熱く生きたドン・ホセとカルメンの物語を一緒に読みましょう。
*8月はお休みです。9月24日(土)に3周年記念イベントとして「もっ読」スペシャルコラボイベントを開催する予定です。
□日 時:2022年 7月23日(土)17時〜19時(16:30〜受付)
□場 所:冷泉荘5階 冷泉荘復元部屋(B54号)、またはzoom
(福岡県福岡市博多区上川端町9-35)
【アクセス】
福岡市営地下鉄中洲川端駅5番出口より徒歩5分
西鉄バス川端町博多座前徒歩5分
冷泉公園と川端商店街の間の細い路地に入る
※駐車場はありません。
https://www.reizensou.com/access/
□講 師:野田康文(近代文学研究者・文芸批評家)
□参 加 費:冷泉荘/2000円、zoom/1500円
□内 容:小説を読んできてもらい、参加者の皆さんの感想を活かしながら、小説の読みを楽しく深めていきます。
できれば、事前に作品を読んできてください。文庫本でも、Kindleでも青空文庫でもなんでも可。
原則月一回、あるいは隔月で開催予定です。
□申込方法:原則事前申し込み制(当日参加も可)。
その際に、「冷泉荘」か「zoom」参加かもお知らせください。
お問い合わせ・ご連絡は、Facebookメッセンジャーか以下のメールアドレスまでお願いいたします。
kobunsha.sky@gmail.com
【詳細】https://www.facebook.com/groups/608799739618049/
講師:野田康文(のだやすふみ) 日本文学研究者・文芸批評家
1970年生まれ。大学で日本近現代文学、西洋文学を講じつつ、『新潮』『群像』『早稲田文学』など、文芸誌に寄稿。2015年、『子午線vol.3』にて小説家・金井美恵子との往復書簡が掲載され、同年、講談社文芸文庫『金井美恵子自選短編集 エオンター自然の子供』の解説を手掛ける。2016年、日刊ゲンダイで連載した『人生ナナメ読み文学講座』(5月〜7月)では、日本の代表的な近代文学作品を取り上げ、作品のメッセージを読者にわかりやすく解説し、好評を得る。
小説の創作方法を明快に分析することを得意とし、文学講座の講師、講演も行う。
著書『大岡昇平の創作方法』(笠間書院)。現在、梅光学院大学特任講師、福岡大学非常勤講師。