炭住解体に思う

都市を中心にリノベーションブームが起ってひと段落。
次はその概念をローカル地域に広げる必要があります。

新築でもなく、解体でもない第三の手法といわれたリノベーション。
都市ではその手法がマンションを中心に応用され、リノベーションという言葉も飽和状態となってきました。

しかし山を一つ越えて田舎へ行けば・・・

我が炭都の炭住も解体。
現代社会人が夢中になっているコミュニティアパート。
そんなの炭住にはかないません。
土門拳が撮った筑豊のこどもたちでは、貧しい筑豊が撮られていました。
しかし実際は、貧しくとも助け合い、支えあって楽しく暮らしていたのです。
物質的には豊かになった現代社会は、人間的には貧しくなっています。
ものが溢れて、人が見えなくなっていますね。
ヒントは先人達が沢山残しています。
そのヒントが、地方には沢山あります。

syasinnah
写真は田川市松原の炭住

リノベーションに取り組む福岡のみなさん、福岡市以外にも目を向けてみませんか?

管理人山本

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