【終了】九州大学芸術工学部公開講座 絆の環境設計『「これまでの絆」から「これからの絆」へ − 環境設計から考える「絆」の編み直しかた』② 11.8(木)19:30~21:30 都市・芸術・絆―モダニティ―

*PDF画像はこちら→ 絆の環境設計

流行語ともなった「絆」。環境設計では、それぞれの分野で、「これまでの絆」を捉え直し、「これからの絆」へと編み直すことが求められています。本公開講座では、九州大学芸術工学部環境設計学科の教員を中心に、哲学、文化人類学、経済学、文化遺産学、ランドスケープ学、建築学など専門分野から、様々な「絆の編み直しかた」を考えます。

11.8(木)19:30~21:30 都市・芸術・絆モダニティ


硬直化してしまった近代主義は今日なにかと批判されます。でもその姿は、もともとの近代の理念とはじつは同じではありません。近代の理念、そこにおける人とモノの関係、人と人の関係、つまり近代の絆が、近代化のプロセスの中でどのように変質していったのか。そしてその変化に建築、アート、哲学はどのように反応したのか。近代主義に対抗した様々な文化の営みのうちに、硬直化してしまった絆を解きほぐし、編み直すきっかけを探ります。

土居義岳(芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 教授):近代都市建築と社会構想の理念

近代建築・近代都市の理論のなかにある、社会構想理念についてふれます。

古賀徹(芸術工学研究院 コンテンツ・クリエイティブ部門 准教授):関係をつくるモダニティの思想たち

近代とはどういう関係を切断し、どのような関係を作ろうとしたのか、そしてその新しい関係性はなにゆえ人々を解放することなくその「縛り」となったかを、近代の思想家たちに即してお話しします。

山内泰NPO法人ドネルモ代表理事、芸術工学博士):クリエイティブの構造転換

「創造的な作品」という考え方をベースに人々の絆を生み出そうとした近代美学の思想の問題点と、そこの問題を乗り越える糸口をゼロ年代日本のポップカルチャーに探ります。

■日時:2012年11月8日(木) 19:30~21:30

■会場:リノベーションミュージアム冷泉荘 B棟1階 2コ1多目的スペース(福岡市博多区上川端町9-35)

■受講料:1回あたり 1,500円 高大生 1,000円

■対象・定員:各回40名 (定員を超えた場合はお断りする場合がございます。)

■問合せ:九州大学芸術工学部学務課 TEL 092-553-4587 E-mail gkgnyushi@jimu.kyushu-u.ac.jp

【申し込み方法】

E-mail、FAX、ハガキにて受け付けます。下記の情報をご記入のうえ、お申込みください。

①受講講座名「絆の環境設計」及び参加希望日(複数希望可) ②氏名(フリガナ) ③住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥職業等

●E-mailの場合 gkgnyushi@jimu.kyushu-u.ac.jp まで(必ず件名に「公開講座受講希望」とご記入ください。)

●FAXの場合 092-553-4597 まで

●ハガキの場合 〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1 九州大学芸術工学部学務課宛まで

【受講料のお支払いについて】

大学の指定口座へのお振込みとなります。受講料の振込先は、申込時におしらせします。

■コーディネーター:土居義岳

■主催:九州大学芸術工学部環境設計学科

■後援:NPO法人 福岡ビルストック研究会

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