冷泉荘日記
2010/8/21
ごぶさたしております!
お盆前後のドタバタもあって、なっかなか日記が更新できませんでした…
直接の原因は、管理人が基本的に一人体制になったことかな?はやく慣れないと。。。!
さて、気づけば冷泉荘ギャラリーで開催中の「喰い山」も、残り日数が少なくなってきました。なんと、あと10日!でも、思った以上に情報が集まってなくって、気軽に描いてもらったり情報を追加してもらったりすることの難しさを痛感しています。ちょっと遠くから冷泉荘に訪れる人も多く、なかなかこのあたりのお店情報を知らなかったり、ということもあるみたいです。また、「食べ歩きコースを作る」ということも難しいですね。なかなかパッと思いつかないので、また今度きたときに書けばいいかな?とか、考えておきまーす!という方が多くって、そうした現実を想定できなかったのがくやしいです。あと10日、なんとか充実したものになるようにがんばらなくっちゃ!
とりあえず、コースではなくても、ぼくの方でお店の追加もビシバシ行ないます。なので、みんなもこの勢いについてきてもらえるとうれしいなぁ〜
「喰い山」BGMも、レア曲を中心にセレクトしているので、結構ここでしか聴けない感じになっております。ぼくの趣味がまるわかりになってしまう仕様です。こちらも一緒に楽しみながら、喰い山にぜひ遊びにきてください!壁の落書きも、どんどん追加していいですよ〜!みんなで、とっても楽しい喰い山MAPをつくりましょう♪
現在の冷泉荘周辺のコースが交差した写真と、九産大のデザイン研究会のメンバーおすすめの大名コースはこちら↓

楽しげでしょ?
(管理人2号 杉山)
ページトップへ
2010/8/05
冷泉荘ギャラリーでは、本日から「冷泉荘周辺食べ歩き企画『喰い山』」がはじまりました(http://www.reizensou.com/event/kuiyama/)。
おいしいものを求める管理人の杉山&山本!2人は、ランチはいつも食べに歩いています。お店に行き慣れてくると、自分がどんどん町になじんでくる気がします。そんなぼくたちが、もっといろいろ食べたい!いろんなお店を知りたい!というところから立ち上がった企画、「喰い山」!!ですが、ギャラリーで「見せて」いく、そして来ていただいた方に何かを「気づいて」もらうということを考えると、いつもアイディアが難航してしまい、むしろ「このお店がもっすごいおいしいらしいですよ」「今日はここに行ってきましたよ」と食べ物の話にすぐになってしまいます(笑)
2人ではらちがあかない!と焦っていたところ、九州産業大学のデザイン研究会の学生(松下美亜さん、茶谷枝里子さん、片渕俊平くん、田川理香子さん、堀之内健人くん)が手伝いに来てくれました。一気に地図を描いてもらって、楽しいことに!

でっかい地図やiPadで地図を見ながら、どんどん描いていきます。

そして、4時間くらいかかって。。。


できあがりました!(最終調整を山本さんがしています)
壁に直接描くことで、壁の細かい凹凸も浮かび上がりますし、なんだかすごい迫力です。
今は、まだまだ情報が少ないですが、少しずつコースが増えていくことを考えると、わくわくします。
ポップでアバウトで楽しい地図、そして複雑に交差する食べ歩きコースを示す紐。できあがってきてから気づいたのですが、この雰囲気はなかなか面白いのではないかと考えています。お店の名前とだいたいの場所が分かっていて、そこへ向かうと…たぶんそのままでは迷子になってしまうかもしれません。でも、そういうときって、必ず自然と町の風景をくまなく見ていますし、まちを全身で体験していると思います。ガイドがいて、歴史などと一緒に解説をうけるまち歩きが多いですが、迷子になるというのも、自身の感覚を研ぎ澄ましながらまち歩きをしていると言い換えることもできるのではないでしょうか。そして、迷子になったときは強烈に記憶に残ります。さらに、苦労してたどり着いたお店では美味しい食べ物と出会えるのです。最近は携帯やGPSで迷子になる機会は減りつつあります。そんななかで、小さな放浪、あるいは小さな旅へと誘い、食べ物やまち、博多の粋な人々と出会うことができるような、そんな展示となれば幸いです。
杉山
ページトップへ
2010/7/26
先月、大好きなヒカシューが17年ぶり?に福岡でライブでしたね!初ヒカシュー!
最高に楽しかったです。特に、最後の曲で、新曲なサン・ラーのことを考えて作ったという曲が素晴らしかったです。新しいアルバム楽しみです。
さて、ヒカシューのライブでももちろん披露されましたが、ヒカシューといえばやっぱりパイク。そして、パイクといえば、キャナルシティ博多なのです。みなさん、知ってますか?フルクサスのメンバーで、ビデオ・アートの開拓者のナム・ジュン・パイクの日本最大の作品がキャナルシティ博多にあることを!

ぼくはこの作品大好きで、よくこのあたりに出没しています。
しかし、、、あまりこのパイクの作品は知らない人が多いような気がします。たしかに、テレビの数も膨大なので、モスキート音じゃあないけれどすごい高周波音が鳴り響いていますので、好きじゃあない人も多いかもしれません。
でも、結構テキトーな扱いをうけていて、作品のキャプションはほとんどわからないところに寂しくかつ残念な感じで置かれています。先日はキャナルのキャンペーンとしてデッカイ垂れ幕がこの作品の近くに下げられていたりしまして、とにかく残念な扱いをうけているように感じます。下から、床などに反射する光の明滅をみても楽しいですし、3階や4階から見てもすごい光景が広がります。もっとみんな、この作品がここにあるということの凄さを感じて、そして楽しんでほしいなぁ。
「せっかく夏だから!夏はカレーがおいしくなるよ!」と宣伝をしているカレー屋さん「コヒヌール」の店長さんも楽しいですし、明太子こんぶを食べ放題的な天ぷら屋さん「たかお」もいいですし、キャナル、大好きです。
まちを好きになる、まちの好きなところを意識する、そんなところからはじめている杉山でした。
p.s.
ちなみに、パイク作品で一番好きなのは「TV仏陀」です。
ページトップへ
現在、「サウンド・リノベーション – みいだされた音、あるいは場の記憶 -」と題した楽器の展示を、九州大学藤枝研究室のメンバーで行っています。ぼくも藤枝研究室出身者であり、そのプロジェクトに関わっています。
冷泉荘には、30年ほど前からためこまれた廃材が眠る部屋がありました。ほとんど開かずの部屋になっており、開けると入り口まで物がたくさん!これらをそのまま捨てるのは惜しい。冷泉荘の地下で、人知れず冷泉荘の動きを感じていたはずです。まるで、セミの幼虫が地下で長く時をすごし、あるとき地上に出てくるように、ぼくらの手によって地上に現れた廃材は楽器として生まれ変わりました。4月にスタートしたプロジェクトですが、セミの鳴き声が増えていくのに呼応するように、楽器の数を増してきております。
廃材は、素材として不思議な魅力があります。閉ざされた部屋にはかつて虫たちが活発に蠢いていた痕跡があり、布団は土のようになりはじめていました。そのためか、木材も硬いのに柔らかさをもち合わせており、またよく響く素材が多いように感じます。ぼくたちは民族的演奏再現会として毎週水曜日に民族的な演奏スタイルを真似、学習する会を催しておりますが、そのなかで取り上げている中央アフリカのバンダリンダ族は、シロアリによって喰われた木を笛として演奏しています。昆虫たちが穿った穴は、古くから楽器と密接な関わりがあり、人々はそれらの穴に敬意をいだきながら楽器として音をみいだしてきました。先人たちの体験を追体験するように、ぼくらは廃材をみつめ、叩き、吹き、弦をはり、その廃材特有の音をみいだしています。
楽器の制作だけでなく、展示期間中には廃材楽器を用い、廃材楽器からイマジネーションをふくらませた企画をいくつか開催しております。先述しましたが、毎週水曜日には民族的演奏法再現会を開催、簡単なルールから複雑なメロディー/リズム/音響が生み出される民族的な演奏を僕ら自身も含めてみんなと一緒に体験的に学んでいます。楽器は、火災報知器や廃材のパイプなどの楽器を使っています。
また、7月19日には、廃材楽器のワークショップを開催しました。こちらから「この楽器を作りましょう」というのではなく、「ぼくらと同じように、廃材に触れ、自由に楽器を作ってみましょう」というワークショップです。音が鳴る、楽器をつくることよりも、廃材をみつめ、触れ、愛着をもつことを主体としました。簡単な楽器を…とみなさん多少弱気につくりはじめますが、いざつくりはじめると、アイディアをモリモリ出し始め、15〜30分で作っていきます。そして、音が鳴ったときの笑顔!やはり楽器はいいですね。



ぼくは楽器を作るくせに、ギターやピアノのような楽器の演奏はできません。だからこそ、エオリアン・ハープのように僕ではない力が演奏する楽器の制作や研究してきました。でも、誰も正しい演奏法のわからない楽器たちが、廃材のなかから生み出されてきています。むしろ気兼ねなく、楽器にどんどん触りはじめています。気づけば、よくわからない演奏をひたすらしていたり、そこに誰かがのっかってきたり。楽しいです。ある音楽の起源。ハリー・パーチの著書のタイトルですが、まさにそれに関わることのできる活動だと感じております。
まだまだ未熟ですが、メンバーが集まると自然とセッションが始まります。ガムランのように楽器もみんな次々と変え、流動的で自然な音楽。心地良い。サウンド・リノベーション・バンドとして、いろんなところへ演奏しにいければと画策しています。
さて、長くなりましたが、廃材楽器の展示およびワークショップの中間報告的日記をいったん締めようと思います。
28日(水)19:15からは民族的演奏法再現会「一日一民族」、30日(金)19:00からは廃材楽器トークセッション「冷泉百物語」。「一日一民族」の模様はぼくのボイスブログ(http://www.voiceblog.jp/hakkeifujindantai/)にて録音をアップしております。「冷泉百物語」の詳細はこちら→http://www.reizensou.com/event/soundrenov_talk/
廃材楽器制作はこの後も、阿蘇などいろいろと拡大していく予定です。制作メンバーおよび演奏メンバーを随時募集中!!ご興味のある方は、冷泉荘事務局までおたずねください。
杉山
ページトップへ
2010/7/25
夏越祭が行われている箱崎宮へ行きました。
箱崎は冷泉荘からなら地下鉄で6分で箱崎宮前に着きます。
九州大学移転に揺れる箱崎は、都心に程近い場所。昔からある商店街や地場の方々も多く住んでいる地域です。
この日は箱崎宮にて夏越祭。
夏越祭はイザナギの神がなされた禊祓に起源する祭事で、楼門前に据えた「茅
の輪」をくぐり「人形(ひとがた)」に罪穢れを託し、「千度祓」をうけると災難や
病から逃れ、健康に恵まれると伝わっています。
沢山出店が出店している中、お面を見つけました。

昔はお面売り場が沢山あったような気がしますが、僕が確認した中では2店舗あるか否か。
そしてお面界の大御所であるひょっとことお多福がこんな端に。
いや~時代が変わりましたね。

しかし昔、お祭といったらお面を頭につけてイカ焼きやとうもろこしやリンゴ飴を食べながら参道を歩く姿が定番でしたが、今は
光る耳をつけた子供や食べ物もシシケバブやなんとか巻きなど、様変わりしました。
でもこうやって昔からある光景=お面に出会えると嬉しく思います。
ふるさとを思い出す光景です。
この夏越祭に来た人たちの大半は箱崎以外から。
ひょっとしたら田舎から出てきて都会で働くサラリーマンなどもいたと思います。
そんな人たちもふるさとを思い出す光景だったのではないでしょうか。
大切なことですね。
管理人山本
ページトップへ