冷泉荘屋上で、たのしイネ刈り!

冷泉荘の屋上ではじまった、ペットボトルで屋上稲作プロジェクト「たのしイネ」!

たのしイネ:https://www.facebook.com/tanoshiine/

都会ビルの屋上を舞台に、ペットボトルで一粒の種もみから収穫、お米を食べるまでを体験する取り組みで、まちなかで農や食と出会うプロジェクト「たのしイネ」。8月の冷泉荘日記では、種まきから穂が出来つつあるところまでをつづりましたが、そこから一気に実り、10月21日(土)に稲刈りをいたしました!

冷泉荘の前に6年間実施してきた天神パークビル屋上ではスズメに悩まされていたそうですが、冷泉荘では悩みのたねとなっていたカラスが見張っていたためかスズメに狙われて食べられることもなく、たのしイネ史上最高の大豊作かも、と言われております!脱穀・精米は次回で、そのときまでどうなるのかはおたのしみですが、、、無事に稲刈りまでおわりましたので、ひとまずここまでを写真でお伝えいたします〜!

こちらは9月はじめごろの写真。他のイネも、コシヒカリ、IR58、ハッピーヒル、ヒヨクモチと、続々と穂が出始めます。

アップの写真はハッピーヒル。他のイネよりもぎっしりとした穂ができています。

9月16日(土)には、たのしイネの開花観察。

イネの開花は、時間にして30分だけとのこと。おしべがにゅっと出て、パカっとひらいて、30分でとじてしまう。。。開花観察は根強くみんなで探して、ひらく瞬間は観れなかったけれど、開花中のところを続々と発見。

観察のあとは、みんなで冷や汁。

こちらは10月20日の写真。ばっちり実りました!!

黄金色の穂が頭を垂れています。

そしてむかえた10月21日(土)、たのしイネの稲刈りです。

今回も講師として平尾健二さん(ペット稲考案者・福岡教育大学技術教育講座教授)、森千鶴子さん(地域支援ライター、食文化研究家)に解説をしていただきながら、みんなでサクサク稲刈り!

まずは持ち寄りカレーの具をみんな投入して、稲を水につかっていないあたりから切り、束ねていったん柵に干したころにはカレーも完成。そして小屋の中に稲を移動して、吊るして乾燥させます。

たっぷりそだった稲がすっかり刈り取られ、ちょっとさみしい気持ちにも。。。

今回は、平尾先生が教材用として倒れにくいコシヒカリとして研究開発中のたんたんコシヒカリと通常のコシヒカリもペットボトルで実は育てていたそうで、ちゃんとその背の高さや葉の色味などの違いもでておりました。遺伝子的にほんのわずかに違うだけだそうですが、コシヒカリは繊細なためペットボトルで育てると、風などで穂が折れ曲がってしまうことが多いそうで、少しでも倒れにくくなるようにと短い稲を研究中なのだそうです。冷泉荘の屋上の稲はあまり折れ曲がらずにまっすぐな稲ができましたが、これはなかなか難しいそうで。。。冷泉荘はなかなかよい環境だったのかもしれません。

ペットボトル稲で屋上断熱効果があるかも!?と実験中だった温度計も回収し、あとはお米の出来具合いと、温度計の調査結果をたのしみにするばかり。。。!

11月半ばには収穫祭を開催、脱穀・精米してそのまま炊いちゃう「お米の活き造り」や、たのしい企画とともに収穫のときをむかえます。どのくらいのお米ができて、そして味は。。。???

おたのしみにー!!

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