月光亭落語会写真展&ヤマシタリョウ 夏の眼鏡展、7/31まで開催中!

現在、冷泉荘ではすてきな展示が2つ、行われております。

ひとつは、福岡の人気劇団・ギンギラ太陽’sの女優さんたち、立石義江さん(月光亭愛眼)・上田裕子さん(月光亭百幸)・杉山英美さん(月光亭久留米)・古賀今日子さん(月光亭春吉)が勢いで立ち上げた落語家一門「月光亭」。これまでの”おためしの巻”と”ことはじめの巻”の2回の落語会の様子を、写真家・藤本彦(げん)さんが追っています。そしてギンギラ太陽’sではまだ写真展が行われていないのに、はやくも月光亭の写真展が開催です。これまでの経緯がすべてわかってしまう、立石さんたちがおっしゃっていましたが、シングル2枚しか出していないのに、はやくもベスト盤をだしてしまうアーティストのように全力疾走です。

さらに、なんとも豪盛なことに、オープニングパーティーや月光亭茶屋など、写真家や落語家ともゆったりお話できちゃうイベントが盛りだくさん。30日には、短編落語会+写真家・彦さんのトークライブまで楽しめちゃいます。この日記を書いている時点では、残席ほんのわずかにありますので、ぜひともー!!という方はお急ぎお申し込みください。(イベントの詳しい情報はこちら→ http://www.reizensou.com/event/gekkotei_gensan/)

ポストカードもあります!詳しくはA12号 冷泉荘事務局まで。

ぼくは落語をほとんど聞いたことがなく、月光亭の我流との落語が初めての落語体験になっています。枕では、月光亭愛眼ねえさんはとくにそうですが、今の体験話などが語られます。そして、そこからほとんど途切れることなく落語の世界へ導かれます。お酒で失敗しちゃって。。。というお話を聞いていたと思ったら、いつの間にか昔の人のお酒の話になっていた、というように、地域や時代をいつの間にかクロスオーバーしていく感覚があります。能は夢と現実の狭間に連れて行かれる感覚がありますが、同じように、特殊な時空間へと連れていかれながら、逆に自分や自分の住んでいる地域をそこに折り重ねておはなしを楽しんでいく。そこがとても面白いです。しかも、その落語が、さすが女優さん方、演劇的に繰り広げられるのです。そのため、パラレルワールドとしての落語世界にぐいぐい引きこまれてしまいます。これは楽しいです。。。ハマってしまいそうです。

さて、もうひとつ、すてきな展示が冷泉荘では行われております。A棟3階・アトリエ穂音にて作家・ヤマシタリョウさんによる「夏の眼鏡」展が開催中です。

仏像が眼鏡をかけたら。。。??? あるいは、これをかけたらウルトラセブンのように仏像的にパワフルな姿に変身できちゃうかも。。。???な気分になるような、そして、それでいてどこか気が落ち着いてくるような世界が広がっています。

7/22(金)には、納涼会が開催され、アーティスト・ヤマシタさんのトークも行われました。詳しくは、ヤマシタさんの作品展を同時開催中のオプティカルショップ・4-ADさんのホームページ(http://4-ad.jp/oo/megane6043/)に掲載されておりますが、奇抜な形をした、芸能界では竹中直人さんがかけてたりしたら似合っちゃいそうな(実写版・忍たま乱太郎ではヤマシタさんの眼鏡が使われているそうですが、なんとやはり竹中直人さん出演しています!)眼鏡たちが生まれてくる経緯などが話されています。

なるほど、釘を打つときのための眼鏡、朝食のための眼鏡など、そういった生活の一部に、まるで料理をいろいろなカトラリーを使い分けて楽しむような眼鏡の形。仏像など、和を印象づける眼鏡たちですが、万能な箸とは違い、むしろ西洋的な道具の感覚がこの眼鏡にはこめられているのかもしれません。

オノ・ヨーコの作品に、釘を打つための絵、空をみるための絵、など、行動を促し、想像をかきたてる、想像の世界で遊ぶような作品があります。この眼鏡は、オノ・ヨーコ作品にふれたときのような感覚があります。面白い形だ、という以上に、これをかけたらどのような世界が広がってくるのか。眼鏡部分がリボルバーのように回る眼鏡など、まるで弾を打つように視線が変わってくるのだろうか、など視覚の想像が楽しめます。造形的な美しさや凄み、存在感などもあって、「かけられない」眼鏡が、逆に視覚の拡張を促すような想像力をかきたてます。

仏像も想像の世界が具現化してきたようなものですが、この眼鏡も、そうした力を帯びているような気がします。

また、眼鏡はもはや仮面と同じように、別の姿へと変える・自己を変革する力をもっているように思えます。なるほど、そうなると、もはやこの眼鏡は仏像的な存在と同じような状況を生み出しているのか、と思えてきます。

4-ADさんでも同時開催されていますので、今度はそちらも観に行きたいと思います。ヤマシタさんの眼鏡が、日常的にかけれる存在となると、どうなるのか。その答えは、4-ADにあります。これは気になります。

展示期間の終了日まで、どちらもⅠ週間を切りました。気の静まるような眼鏡の展示、テンションの上がっちゃう月光亭写真展!どちらも、観ないと損しちゃいますよー!31日(日)までです!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする