冷泉荘から徒歩5分、キャナルシティにある劇団四季専用劇場の福岡シティ劇場。
ご存知の通り、劇団四季が専用契約を解除。
つまり、いつも四季がみれる劇場が福岡、いや九州から無くなったことを意味します。
劇団四季を観たのは高校時代。男子校だったので文化祭が無く、代わりに毎年観劇に来ていました。
それまで駅伝一筋の私は、ミュージカルなんか興味がありませんでしたが、初めて観て以来虜に。
身体で表現し、人々に感動を与えるミュージカルに憧れ、ほぼ毎回観に行きました。
今日たまたま通りかかったシティ劇場入口。
田川で観た廃墟と化した映画館の後なので、一層悲しく思いました。
劇団四季のスタイルが、演劇としてどうだとか四季の評価は別として、
演劇は感性豊かな子供を育て、文化的豊かな風土になります。
そういう一流のものに触れれる機会が大切です。
元々ここ福岡博多は演劇の宝庫。
なのにシティ劇場、とても寂しくなります。
都市としての発展を急いだ福岡市。
足元を見れば問題だらけの福岡市。
大切なものを失っていかないようにしないといけません。