冷泉に棲むことばの展示がスタートして2日目。
冷泉荘ギャラリーに人が入ると、冷泉荘管理事務所のブザーが鳴る仕組みになっています。
今日は土曜日ということもあって、頻繁に鳴ります。嬉しいことです。
私も一日に一つ、展示されている詩と向き合うようにしています。
今日で2作品目。
ことばの力を感じます。
設営のakioworksさんが、いつか平地さんのことを両性具有と表しましたが、伝わってきます。
高校時代を男子校で過ごし、大学も工学部でしたので男ばかり。おかげさまでなかなか女子に慣れなかった２０代前半。
いまだに女性の気持ちはよくわかりません。
しかし平地さんの詩は、本当の女性の気持ちのようです。
築５０年を超える昭和の文化アパート冷泉荘の空間・大神宮横丁・静けさ等、とても不思議なひと時が過ごせます。
毎日ひと作品、ゆっくりと味わえるのも管理人の特権。
毎日あわただしくも淡々と過ぎる日々の中、一人詩の世界に入り込む時間は、とても豊かな時間です。
皆さんもそんな時間を過ごしてみませんか？