REIZEN PEOPLE

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冷泉荘ピープル、このコーナーでは冷泉荘に関わっていただいた様々な方々を紹介するページです。
第1回目は、博多の筆師錦山亭金太夫さん。
インタビューを交えて紹介します。


錦山亭金太夫さん
[プロフィール]
昭和34年博多は箕島(現美野島)に生まれる。
高校卒業と同時にこの道(筆文字を中心としたグラフィックデザインの道)へ入る。
初めての個展開催(昭和62年)後、福岡を中心に広島、松山などにて個展を多数開催する。
現在、日本経済新聞「金太夫の博多有情」連載中。
店舗看板、商品パッケージ、包装紙、ポスター等、多数手がける。TV番組、コマーシャルにも多数出演。

錦山亭金太夫オフィシャルホームページhttp://homepage2.nifty.com/KINDAYU/

リノベーションミュージアム冷泉荘の新しい看板は、錦山亭金太夫さんによるものです。

管理人と金太夫さんは、金太夫さんの相棒である陶房かゑる屋さんとのお付き合いが、え~5年前くらいから始まり、金太夫さんとはその後お会いして・・・といった感じです。

先ず2点質問をしました。

管理人 冷泉荘の看板、ありがとうございました。「冷泉荘」の文字、いかがでしたか?
金太夫さん 荘が難しかったね。バランスがなかなかとれんでね~。
荘という字、今まで意外とあまり書いたことなかったんよ。
やけんなかなか納得のいくもんができんかった。時間かかってごめんね~

いえいえ、いくらでもお待ちします!
本当にありがとうございました!

金太夫さんによる冷泉荘ロゴ除幕式の様子
金太夫さんによる博多手一本左)リノベーションミュージアム冷泉荘のロゴ。 右)冷泉荘お披露目時のロゴの除幕式の様子。 下)リノベーションミュージアム冷泉荘お披露目時に博多手一本をされている金太夫さん。



さて次は、個人的に興味があったので、聞いてみました。
管理人 金太夫さんにとっての「博多」とは?
金太夫さん 育ててくれたまち。だから感謝している。博多で生まれ育っていなければ、この仕事はしとらん。やっぱり山(博多祇園山笠)が育ててくれた。

短い言葉でしたが、とても重みがあり感動しました。

山笠の様子博多は山笠で筋が通っています。
山笠。神様を乗せて運行するものです。
神様を乗せるので、運行にあたる人間は神聖な気持ちで取り組まないといけません。
そこには伝統や格式が重要視され、何百年とそのスタイルを継承しています。

博多祇園山笠はご存知の通り、担き手の息が合わないとまっすぐ速く走れません。
同じ流れの担き手は皆協力しあい、息を合わせないといけません。
ここで連帯感が生まれるのです。
櫛田神社山笠期間を離れても、常にコミュニケーションを取り合い、助けあいます。
山笠運行に至るまでの日常生活があってこそ、山笠がまっすぐ速く走るのです。

人間はそれぞれ色々な個性があり、その個性が共存しています。
価値観が違っても同じ地球の上で生きてゆかなければなりません。
お互いが認め合い、共存していかないといけません。山笠と同じですね。

現代人にとって足りないもの、都市生活の中で足りないものが、ここ博多にはあります。
言わずと知れた九州一の百万都市にありながら、このような大切なものを忘れず継承している博多は祭が支えているのです。

私管理人は、金太夫さんから博多の様々な方々を紹介していただき助けられました。
そんな金太夫さんもまた、様々な方々から支えられているとのこと。
金太夫さんとの話の中で、博多の「奥の深さ」を感じました。
また博多の地で仕事ができる喜び、出会えた喜びを感じる瞬間でした。

今後とも冷泉荘を末永くよろしくお願い致します。
管理人山本

※トップの金太夫さんの写真は金太夫さんが冷泉荘にお越しになったときに、たまたま居合わせたビンテージビルフォトグラファー松本和生氏(maji.st)が撮った写真です。

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